パパ、ここまた来たい…子どもの目が輝く⼭梨県の新複合施設「fumotto南アルプス」
みなさんは「fumotto」をご存じでしょうか?
「fumotto」って海外の地名なの? ……そう思う方がいらっしゃるかもしれませんね。
実は日本の、それも東京から近い山梨県南アルプス市にある、「遊ぶ」×「買う」×「食べる」を親子でおしゃれに気軽に、日帰りで楽しめる場所なんです。
「fumotto(ふもっと)南アルプス」(以下、「fumotto」)は麓(ふもと)をもじった造語がベース。ここが美しい南アルプスの山々に抱かれた特別な場所であることを期待させてくれる、おしゃれなネーミングです。
SNS映えするスポットが多数あり、ショッピング施設も充実。そして、子供達にはストライダー、マウンテンバイクをダートコースで体験出来るコースも用意。もちろん、キャンプやBBQだって楽しめちゃいます。
1DAY(日帰り)で子供もパパママも思いっきり楽しめ、「#映え旅スポット」としても大注目の「fumotto」。この週末、ご家族やお友達と気軽に出かけてみませんか?
標高が日本第2位と3位の名峰に出会える南アルプス1DAYトリップ
「fumotto」の詳しいご紹介の前に、サラッと南アルプス市についてご紹介します。
南アルプス市はその名の通り、山梨県の西側、南アルプス山麓にあります。
人口は7万1395人(令和4年4月1日現在)ほど。南アルプスの主峰であり、日本第2位の標高を誇る「北岳」(3193m)、同3位の「間ノ岳」(3190m)を頂点とする、東西に細長い地形です。
やまなしはフルーツ王国として知られ、すももの生産量は日本一で、南アルプス市もシャインマスカットやいちご、もも、サクランボなど年中フルーツが楽しめます。
アクセスは特にクルマが便利。「fumotto」のすぐそばにある、中部横断自動車道の南アルプスインターチェンジまでは、中央自動車道で八王子JCTからおよそ70分。また、静岡方面とは、中部横断自動車道で新清水JCTと南アルプスIC間がおよそ55分になっています。
だから、1DAYトリップにはピッタリの距離。もちろん、泊まってゆっくり過ごすのも、おすすめです。
さらに将来的には、リニア中央新幹線が2034年度以降に開通予定。甲府市大津町地区に整備されている「リニア中央新幹線山梨県駅(仮称)」が開業すると、同駅までは品川駅から約25分となる見込みです。
もはや、1DAYトリップというよりもお散歩感覚。南アルプス市がグッと近くなること間違いなしです。
1DAYトリップも楽しい「fumotto」ってどんなところ?
さて、南アルプス市が美しい自然に囲まれ、アクセスも良いことがわかっていただけたところで、改めて「fumotto」の魅力を探ってみましょう。
「fumotto」は南アルプスICを降りてすぐ、南アルプスの麓に広がる12ヘクタールもの広大な敷地にあります。
大型商業エリアと地域交流エリアがあり、大型商業エリアには2025年春のオープン予定で、「コストコホールセール 南アルプス倉庫店」の出店が控えています。
そして、今回注目したいのは、地域交流エリアです。
ここは、「山と暮らす街の魅力が集まる体験型複合施設」として、2024年6月30日(日)にオープンしたばかり! 「遊ぶ」×「買う」×「食べる」の拠点には、南アルプスになじみ深い42店舗が出店しています。
「fumotto」は「遊ぶ」×「買う」×「食べる」の3つのエリアに分かれています。
AREA 01「遊ぶ」は、「MOUNTAIN BASE(マウンテンベース)」です。アウトドアショップとアクティビティ、山梨初の常設野外フードコートで構成されており、山の麓で遊び尽くせます。
マウンテンベースは、オフロード自転車やラジコンコース、キャンプサイト、RVパーク、川魚つかみ取り&炭火焼、焚き火など、アクティビティが充実しています。
例えば、ストライダーやマウンテンバイク、BMXでオフロードを楽しめる、「CARNOSA fumotto BIKEPARK(カルノーサ フモット バイクパーク)」は、MTB/BMXプロライダーの栗瀬 裕太さんが設計から造成まで行ったコースで、初心者から経験者までエンジョイできるレイアウトになっています。
レンタルやレッスン付き体験パックも用意されていて、「気軽に」ストライダーやマウンテンバイク、BMXを、親子で体験・楽しめます。
また、オフロードラジコン用のダートコース「CARNOSA fumotto RC PARK(カルノーサ フモット アールシーパーク)」は、子供達や初心者も楽しめるように、各種レンタルも充実。オフロードラジコンならではの疾走感や、爽快なジャンプなどが体験できます。
さらに、キャンプサイト&RVパークも充実しています。
ふもとの街とふもとの自然に囲まれ、普段のキャンプとはちょっと違う「自然と街」を楽しめるキャンプサイト&RVパークとなっています。
AREA 02「買う」は、「LOCAL BASE(ローカルベース)」と呼ばれるエリアです。
こちらは、山と人との豊かな暮らしを提案。県下最大級直売所など地元の名産品や伝統工芸品のショップ25店舗が軒を連ねます。
例えば、甲州和紙と甲州和紙関連商品の販売、甲州和紙を使ったワークショップを開催するのが「和紙屋/Koshu washi(ワシヤ/コウシュウワシ)」。
市川和紙の金長特殊製紙と西嶋和紙の山叶製紙が、山梨の和紙の発展のために新たな和紙ブランド「甲州和紙」の名を冠したアンテナショップです。
また、南アルプスの工場を拠点に、快適で暮らしやすい空間実現のための家具・インテリアを全国に発信しているのが、「ARUNAi(アルナイ)」です。
そして、南アルプス市内のベビー子供服メーカー、小林メリヤスによるファクトリーブランド「COFUCU(コフク)」は、環境に配慮した原料を使い、日本のものづくりを継承することを大切にした製品で人気です。
AREA 03「食べる」は、「FARM BASE(ファームベース)」と呼ばれるエリア。「自然の恵み」「農業と食」をテーマに15店舗が揃います。
例えば、南アルプスを中心に、生産者さんが自信を持って提供できる農産物が揃う農産物直売所「fumotto MARCHE(フモット マルシェ)」は、新鮮なフルーツや野菜を満喫できます。100種類以上ある山梨県産ワインも魅力です。
そして、生のフルーツが主役の贅沢スイーツタイムを楽しめるのが、「fumotto PARLOR(フモット パーラー)」。
着色料・香料不使用のフルーツソフトや、旬の食べごろフルーツまるごとのパフェ、フルーツいっぱいのfumottoオリジナルドリンクなど、フルーツ王国山梨をスイーツで堪能できます。
さらに、「fumotto」にある「あんずの店 お肉の工場直売所」と「fumotto MARCHE」の新鮮なお肉と野菜を味わえる「fumotto BBQ(フモット バーベキュー)」も、2024年9月14日より営業開始予定。家族やカップル、大人数でもOKです。
ビフォア1DAYトリップ。ポップアップイベントで「fumotto」をリサーチ
オープンして間近の「fumotto」をもっと多くの人に知ってもらいたいと、2024年8月23日から25日の3日間、東京駅近く「KITTE」の地下1Fで「南アルプス市をもっと。」と題したポップアップイベントが開催されました。
「fumotto」同様に、「MOUNTAIN BASE(マウンテンベース)」「LOCAL BASE(ローカルベース)」「FARM BASE(ファームベース)」を設定。限られたスペースながら「fumotto」の魅力を最大に伝えてくれるイベントとなりました。
大人気の「fumotto MARCHE」を再現した「南アルプス市・特産品マルシェ」は、新鮮なフルーツや地元の特産品を多数用意してくれましたが、オープン初日には開始3〜4時間ほどで主な商品が完売してしまうほどの大盛況!
さらに、地元の味を楽しんでもらおうと、スモモカレーの試食や、特設のワインブースでは、ワインの無料試飲も実施。気に入ったワインがあったら購入も可能と、参加者大満足のサービスとなりました。
また、飲食以外でも、「fumotto」ならではの地元に根付いた伝統工芸品やクラフト商品の販売、ワークショップも大好評でした。
1DAYトリップの醍醐味。映え旅スポットをチェック
ポップアップイベントでは、「インフルエンサーから見た『#映え旅スポット・fumotto』」と題したトークショーが行われ、映え旅スポットとしての「fumotto」の魅力を伝えてくれました。
お話されたのは、バイクを通してファッションや音楽など、東京の街を中心に自身のMoto Life Styleを発信する「Naaami bike」のNAMIさん(写真左)と、カーライフ・エッセイストであり、日本自動車ジャーナリスト協会理事で日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員の吉田由美さん(写真右)のお二人です。
NAMIさんは「fumotto」へ旅されて、「fumotto」にある数々の映えスポットを、ご自身の鋭い感性で撮影してくれました。
街中でもあり、大自然に囲まれた場所でもある「fumotto」が持つ二面性が、美しく切り取られていた印象です。
また、「fumotto」は、数々のイベント企画にも対応する予定とのこと。吉田由美さんは「新車が出た時の試乗会場所にいいですね。SUVとか、最近だったら電気自動車とか。電気自動車から取り出した電気で、例えばクッキーを焼いてみたり……そういうのも面白いのかなと思いました」と語ってくれました。
日帰りアウトドアの映え旅スポット「fumotto」。おしゃれ子育てパパママはぜひ!
南アルプスインターチェンジのすぐそばにオープンした「fumotto」をここまでご紹介してきました。
都会のセンスを感じさせてくれる店舗と、地元の魅力を余すところなく伝えてくれる店舗やアクティビティがバランス良く揃い、おしゃれな大人も満足できます。
しかも、子供達も遊べるアウトドア施設も充実しており、親子で一日めいいっぱい楽しめるはず。
ちょっと足を伸ばせば3000m級の名峰が控え、自然豊かな南アルプスにある「fumotto」が、ますます人気の映え旅スポットになるのは間違いありません。
2025年春には「コストコ」もオープンし、ますます充実する「fumotto」。おしゃれ子育てパパママはぜひ、気軽な1DAYトリップで訪れてみてください。
- image by:fumotto南アルプス
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