ドライブで自由な旅へ。男女579名に聞いた、2025年秋の行楽シーズントレンド
爽やかな風が心地よい秋の季節。紅葉の美しさや旬のグルメ、温泉など、この時期ならではの魅力が詰まった行楽スポットへ出かけたくなる方も多いのではないでしょうか。
株式会社トータスが運営する「tortoise」が実施した「2025年秋の行楽シーズン、車で出かけたい場所に関する調査」によると、今年の秋に出かけたいと考えている20代~50代の男女579名を対象とした調査から、興味深い傾向が明らかになりました。
コロナ禍を経て移動手段として再注目されている自動車ですが、今年の秋はどのような場所へ、誰と一緒に出かけたいと考えているのでしょうか。この記事では、最新の調査データをもとに、秋の行楽シーズンのトレンドと人気スポットを詳しくご紹介します。
なぜ秋の旅行に「車」を選ぶ人が多い?

調査結果で最も注目すべきは、今秋の行楽シーズンに出かける意向の人々のうち、57.0%が移動手段として「自動車」を主に使用したいと考えていることです。これは2位の「新幹線・電車」の26.8%、3位の「飛行機」の9.1%を大きく引き離す結果となりました。
なぜこれほど多くの人が車での移動を選択するのでしょうか。その背景には、移動の自由度の高さと、プライベート空間での快適さを求める現代の旅行スタイルが影響しています。
車旅行ならではの3つのメリット

調査では「秋の行楽シーズンのお出かけに自動車を使うメリット」についても尋ねており、上位3つのメリットが浮き彫りになりました。
第1位には、「行き先を自由に決められること」(60.9%)がランクイン。公共交通機関では訪れにくい山間部の紅葉スポットや、時間に縛られない自由なルート設定が可能な点が支持されています。
第2位にランクインしたのは、「移動中に他人に気を使わなくて良いこと」(53.3%)でした。家族や気の置けない仲間だけのプライベート空間で、リラックスしながら目的地に向かえることが魅力です。
そして第3位は、「荷物を楽に運べること」(51.2%)でした。秋の行楽では、購入したお土産や季節の食材、温泉用の着替えなど、何かと荷物が増えがちです。車なら荷物の量を気にせず、思う存分ショッピングや観光を楽しめるでしょう。
秋に車で訪れたい人気スポットランキング
第1位 温泉地(47.9%)

堂々の第1位は「温泉地」でした。秋の肌寒さが心地よい季節だからこそ、温泉の温かさが一層身に染みます。車での移動なら、駅から離れた秘湯や山間の名湯にもアクセスしやすく、温泉巡りの自由度が格段に高まります。
秋は紅葉を眺めながらの露天風呂が楽しめる絶好のシーズン。また、温泉地周辺では旬の食材を使った料理も堪能できるため、グルメと癒しの両方を満喫できる点が人気の理由です。
第2位 観光地(47.6%)

わずかな差で第2位となったのが「観光地」。歴史的建造物や文化施設、美術館など、秋の快適な気候の中で、じっくりと観光を楽しみたいという意向が表れています。
車での移動なら、複数の観光スポットを効率的に巡ることができるのも大きな魅力。時間を気にせず、気になった場所に立ち寄りながら、自分だけの観光ルートを作り上げる楽しみ方が可能です。
第3位 紅葉狩り(41.5%)

秋の風物詩である「紅葉狩り」が第3位にランクイン。日本各地の山々が赤や黄色に色づく景色は、まさにこの季節だけの特別な体験です。
人気の紅葉スポットの多くは、公共交通機関でのアクセスが限られている場所にあります。車なら早朝の静かな時間帯に訪れたり、混雑を避けて穴場スポットを探したりと、柔軟な計画が立てられるでしょう。
今秋に行きたい、注目の都道府県ランキング
第1位 北海道(10.0%)

「具体的に行きたい都道府県」の調査では、「北海道」が第1位に輝きました。秋の北海道は、9月下旬〜10月上旬にかけて紅葉の見ごろを迎え、本州よりも一足早く秋の絶景を楽しめます。
広大な大地を自由にドライブしながら、美瑛や富良野の丘陵地帯、層雲峡や定山渓の紅葉、そして新鮮な海の幸や乳製品などのグルメを堪能できる点が魅力。レンタカーを利用して、雄大な自然の中をドライブする旅は、まさに北海道ならではの体験です。
第2位 長野県(9.7%)

僅差で第2位となった「長野県」は、標高差による長い紅葉シーズンと、豊富な温泉地が人気の理由です。志賀高原や上高地、軽井沢など、それぞれ異なる魅力を持つエリアが点在しており、何度訪れても新しい発見があります。
また、信州そばやりんご、きのこ料理など、秋の味覚も充実。ビーナスラインなどの絶景ドライブルートも多く、車での旅行に最適な環境が整っています。
第3位 京都府(8.2%)

古都の秋を満喫できる「京都府」が第3位にランクイン。有名寺社の紅葉ライトアップや、嵐山の渡月橋周辺の紅葉など、風情ある景色が楽しめます。
市街地は公共交通機関が便利ですが、郊外の名所や嵐山、大原方面へのアクセスには車が便利。早朝の静かな時間帯に訪れることで、混雑を避けてゆっくりと観光できるでしょう。
秋旅は誰と一緒に楽しみたい?

調査結果によると、秋の行楽シーズンに車で一緒に出かけたい相手の第1位は「家族」で63.7%、第2位が「友人・知人」で12.4%、そして第3位が「一人」で11.8%という結果になりました。
家族での旅行が圧倒的に支持されているのは、車というプライベート空間で、子どもや高齢者のペースに合わせた移動ができることが理由でしょう。途中で休憩を取りながら、家族だけの時間を大切に過ごせる点が魅力です。
また、注目すべきは一人旅の増加です。11.8%の人が一人での車旅行を希望しており、自分のペースで自由に旅を楽しみたいというニーズが高まっていることがうかがえます。
秋の旅先選びで重視したいポイントは?

「車で出かけたい場所を選ぶ際に重視する点」を聞いた調査では、第1位が「景色の良さ」で61.5%という結果に。秋の紅葉や自然の美しさを求める人が多く、ドライブ中の車窓からの眺めも含めて、視覚的な満足度を重視していることがわかります。
第2位は「食事の美味しさ」で56.1%。秋は味覚の季節と言われるだけあり、旅先での食事を楽しみにしている人が多いことが明らかになりました。地元の旬の食材を使った料理や、その土地ならではのグルメを堪能することが、旅の大きな目的となっています。
第3位は「道の混雑具合」で42.1%。快適なドライブを楽しむためには、渋滞や混雑を避けることが重要です。出発時間を調整したり、穴場ルートを選んだりと、事前の計画が快適な旅を実現する鍵となるでしょう。
秋の車旅行を成功させるポイント
早めの計画と予約
人気の温泉地や観光地は、秋の行楽シーズンに予約が集中します。特に週末や連休は早期に満室となる可能性が高いため、早めの計画と予約をおすすめします。
道路状況の事前チェック
紅葉の名所周辺は、シーズン中に渋滞が発生しやすくなります。出発前に道路状況や混雑予想を確認し、時間に余裕を持った計画を立てることが大切です。早朝出発や平日の移動を検討するのも良いでしょう。
車のメンテナンス
長距離ドライブの前には、車の点検を忘れずに。タイヤの空気圧やオイル、冷却水のチェック、ワイパーの状態確認など、基本的なメンテナンスで安全で快適な旅が実現します。
2025年秋の行楽シーズンは、6割近くの人が車での移動を選択する「車旅ブーム」が継続しています。温泉地や観光地、紅葉狩りといった秋ならではのスポットを、家族や気の置けない仲間と自由に巡る旅のスタイルが主流となっています。
行き先を自由に決められる、他人に気を使わない、荷物を楽に運べるという車ならではのメリットを活かして、この秋は特別な旅の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。早めの計画で、混雑を避けながら快適な秋の旅を満喫してください!
- source:株式会社トータス(via PR TIMES)
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