冷えた身体を温もりに包まれる旅へ。冬の贅沢が味わえる「温泉の名所」ランキング

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2025/12/10

第5位 山形県西川町(月山志津温泉)/89点

冬景20点/演出20点/味覚15点/心地16点/人と地域18点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

冬景の深みと光の演出力で満点評価を獲得した「西川町」。豪雪地帯ならではの特別感が、この地の最大の武器です。

2月上旬〜下旬に開催される「雪旅籠の灯り」は、雪を掘って宿場町を再現する圧巻のイベント。夕暮れにろうそくが灯り、アイスバーも並ぶ幻想的な光景は、雪見を超えた芸術的な体験へと昇華されています。

深い雪に覆われた静寂の中、温かな光が揺らめく。月山志津温泉でしか味わえない、冬の魔法のような時間が待っています。

  • 西川町
  • 山形県西村山郡西川町
  • 0237-74-2111(西川町役場)
  • 寒河江
  • 公式サイト

第4位 神奈川県箱根町(箱根温泉郷)/90点

冬景16点/演出17点/味覚18点/心地20点/人と地域19点

image by:箱根DMO/「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

首都圏からの抜群のアクセス、多様な泉質、現代的なリトリート施設の充実により、滞在の心地よさで最高評価を獲得した「箱根温泉郷」。

特に仙石原の「箱根リトリート före」など北欧モダンの施設は、自然と一体になって食し、休む上質な籠もり旅を提案。老舗旅館からコンテンポラリーなホテルまで、多彩な宿泊施設がそろい、訪れる人それぞれのスタイルに応えます。

箱根十七湯の豊かな泉質が体の芯から温め、ロープウェイから望む冠雪した富士山の雄大な景色は格別。小田原・箱根湯本からの移動のしやすさも相まって、完璧な冬のリトリートが叶う場所です。

  • 箱根温泉郷
  • 神奈川県箱根町
  • 0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
  • 箱根湯本
  • 公式サイト

第3位 熊本県南小国町(黒川温泉)/91点

冬景18点/演出19点/味覚17点/心地19点/人と地域18点

image by:南小国町まちづくり課/「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

里山の湯けむり情緒あふれる風景が魅力の「黒川温泉」。この地を冬に訪れるべき理由は、12月下旬〜3月下旬にかけて開催される「湯あかり」にあります。

川面に映る幻想的な竹灯りのアートは、湯けむりの中に揺らめき、冷たい空気を温かな光で包み込みます。旅館が一体となって提供する湯めぐりの文化と相まって、最高の写真映えとリトリート体験を提供。

喧騒を離れ、情緒あふれる風景と良質な温泉で心ゆくまで癒やされる。都会では決して味わえない、静謐で贅沢な時間が流れています。


  • 黒川温泉
  • 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594-3
  • 0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合)
  • 阿蘇
  • 公式サイト

第2位 兵庫県豊岡市(城崎温泉)/92点

冬景17点/演出18点/味覚20点/心地18点/人と地域19点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

冬の味覚で満点評価を獲得した「豊岡市」は、まさに松葉ガニの聖地。最高級タグ付き松葉ガニを伝統の技で提供する老舗旅館が並び、“カニを食べに行く旅”が成立するほどの吸引力があります。

木造3階建ての旅館が建ち並ぶ風情ある城崎温泉では、7つの外湯を温泉街をそぞろ歩きしながら散策する楽しみが待っています。

11月初旬〜3月末と長い期間で味わえる新鮮な松葉ガニと、情緒ある外湯めぐり、そして地域のもてなしの高さ。すべてが調和した、冬旅の完成形がここにあります。

  • 豊岡市
  • 兵庫県豊岡市
  • 0796-23-1111(豊岡市役所)
  • 公式サイト

第1位 群馬県草津町(草津温泉)/92点

冬景19点/演出20点/味覚17点/心地18点/人と地域18点

image by:「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES

堂々の第1位に輝いたのは、日本一の自然湧出量を誇る「草津温泉」。象徴である「湯畑」は、圧倒的な情緒と光の演出力で満点評価を獲得しました。

夕暮れからのライトアップでは、3万球のLEDが湯けむりを照らし出し、幻想的な光景が広がります。10月にはキャンドルイベントも開催され、四季を通じて訪れる人を魅了し続けています。

首都圏からのアクセスも良く、豊かな泉質とにぎわう温泉街が、冬の旅先としての揺るぎない人気を支えています。伝統と革新、自然の恵みと人の営みが見事に調和した、日本を代表する温泉地です。

  • 草津温泉
  • 群馬県吾妻郡草津町草津
  • 0279-88-0800(草津温泉観光協会)
  • 長野原草津口
  • 公式サイト

このランキングが示すのは、温泉旅が単なる「温活」から「特別な非日常体験」へと進化しているということです。豪雪や絶景という地理的な資源を最大限に活かし、イベントやサービスという付加価値に昇華させることで、各地の温泉地は唯一無二の魅力を放っています。

絶景の雪見を求めるのか、至福の美食を追求するのか、静かなリトリートを望むのか。あなたの最も強く求める旅の動機に合わせて、理想の温泉地を選んでください。どの旅を選んでも、冬の寒さを忘れるほどの温もりと感動を体験すること間違いなしです。

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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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