ゆっくり秋を味わいたい。紅葉が美しい穴場スポットランキング【2026年】
第5位 天川村/奈良県

紀伊山地の山深くにある天川村。この村の紅葉を代表するのが、みたらい渓谷です。遊歩道に架かる吊り橋に立つと、足元には透き通った清流、頭上にはモミジの天井。水の青と紅葉の赤がつくるコントラストに、思わず足が止まります。
大阪や奈良市内から車で約2時間。遠すぎない距離なのに、たどり着けば深い秘境の雰囲気に包まれる。この絶妙な距離感が、奈良全体で検索が増えるなかでも天川村が穴場であり続ける理由です。宿泊は、昔ながらの温泉街の雰囲気が残る洞川温泉がおすすめです。
第4位 立山町/富山県

立山黒部アルペンルートの中心、標高2,450mの室堂を抱える立山町は、ハイマツやチングルマが一面に色づく「アルペン高山紅葉」の聖地です。雷鳥沢から見上げる別山・剱御前の斜面のグラデーションは、多くの登山者が「一生に一度は見たい」と語る景色です。
電気バスやケーブルカーの座席は事前予約制のため、訪れる人数が自然に抑えられます。3000m級の山々が並ぶ立山では、紅葉が例年9月初旬に色づき始め、標高を下げながら移っていくのが特徴です。室堂は9月中旬が見ごろですが、黒部ダム付近では10月中旬まで、落差日本一の称名滝(しょうみょうだき)では10月中旬~11月初旬まで紅葉を楽しめます。
訪れる時期に合わせて見る場所を選べるのも、立山ならではの楽しみ方です。
第3位 鹿角市/秋田県

十和田八幡平エリアの南の玄関口、鹿角市(かづのし)。ブナ林の紅葉と、山奥の渓谷の色づきで知られる自治体です。温泉と紅葉を組み合わせた「紅葉湯治旅」の投稿がSNSで急増しており、秋田県内でも特に観光への期待が高まっている注目株です。
鹿角ならではの魅力が、ユネスコ世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する「大湯環状列石」と組み合わせたコースです。数千年前の人々が並べた石の輪の前に立ち、そのあとは秘湯で紅葉を眺める。「縄文遺跡と秘湯と紅葉」という組み合わせは、ここでしか味わえません。
第2位 八幡平市/岩手県

岩手・秋田にまたがる八幡平の岩手側にある八幡平市。山岳ドライブロード「八幡平アスピーテライン」を中心に、カエデ・ナナカマド・ダケカンバが色を重ねる三段紅葉が広がります。標高1000mを超える高原の散策路では、湿原の草紅葉と、点在する池塘(ちとう)の広大な景色をゆっくり楽しめます。
十和田八幡平国立公園の八幡平地域は、指定から70周年の節目を迎えました。標高が高いため周辺より一足早く色づき、場所によって紅葉する木の種類が違うのも魅力です。藤七温泉や松川温泉など「秘湯の宿」も点在しており、東北最高所の野趣あふれる露天風呂から眺める紅葉は格別です。松川渓谷や安比高原のブナ二次林など見どころも多く、ドライブ派から登山派まで幅広く楽しめます。
第1位 片品村/群馬県

第1位は、尾瀬国立公園を擁する群馬県片品村です。関東でも指折りの「草紅葉」と「樹林紅葉」の両方を楽しめる、紅葉好きにとって憧れの地です。
例年9月下旬~10月上旬にかけて、本州最大級の高層湿原・尾瀬ヶ原は一面の草紅葉で黄金色に染まります。木道を歩きながら見渡す限りの湿原が金色に揺れる光景は、秋の尾瀬だけの特別な景色です。至仏山(しぶつさん)や燧ケ岳(ひうちがたけ)の斜面では、ダケカンバ・ナナカマド・ウルシが色を競い合います。高低差のある地形がつくるグラデーションは、平地ではまず見られない迫力です。
登山経験が少ない方でも安心です。鳩待峠から尾瀬ヶ原へのルートは片道約4.5kmと比較的歩きやすく、初めての尾瀬にもぴったり。最近は尾瀬周辺を起点にした「紅葉トレッキングパッケージ」の利用も急増しています。都内から日帰りできる距離でありながら、国内でも珍しい高層湿原の紅葉を静かに楽しめる。それが第1位に選ばれた理由です。
片品村 むらづくり観光課長の星野さんは、草紅葉と樹林紅葉が織りなす自然のグラデーションこそが訪れる人に感動と癒しを届けている、と語っています。湿原の朝は冷え込むため、薄手のダウンなど重ね着できる防寒着を用意して出かけましょう。
11位〜30位にランクインした自治体
- 第11位:三好市(徳島県)
- 第12位:磐梯町(福島県)
- 第13位:大崎市(宮城県)
- 第14位:吉野町(奈良県)
- 第15位:茂木町(栃木県)
- 第16位:安曇野市(長野県)
- 第17位:五ヶ瀬町(宮崎県)
- 第18位:西粟倉村(岡山県)
- 第19位:白馬村(長野県)
- 第20位:小国町(熊本県)
- 第21位:白川村(岐阜県)
- 第22位:宗像市(福岡県)
- 第23位:高山市(岐阜県)
- 第24位:日田市(大分県)
- 第25位:四万十市(高知県)
- 第26位:加須市(埼玉県)
- 第27位:十和田市(青森県)
- 第28位:東温市(愛媛県)
- 第29位:東近江市(滋賀県)
- 第30位:占冠村(北海道)
今回のランキングからわかるのは、本当の穴場とは単に人が少ない場所ではなく、「その土地にしかない秋の物語」と出会える場所だということです。黄金色に染まる尾瀬の湿原、白い岩肌と紅葉が並ぶ那谷寺、縄文の石の輪と秘湯の組み合わせ。どの自治体にも、時間をかけてこそ味わえる深みがあります。
紅葉は標高の高い場所から始まり、日ごとに山を下りていきます。山岳エリアの見ごろが過ぎても、渓谷や里山、温泉街の紅葉はこれからが本番です。10月の連休や週末を使って、まずは気になる自治体を一つ選んでみては?
- source: 「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査/全国1,741自治体を徹底調査!2026年・穴場紅葉スポット 自治体ランキングTOP30(via PR TIMES)
- image by: 立山町 商工観光課/ 「海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査(via PR TIMES)
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