お家時間を旅時間に。VRで楽しむニューヨーク「バーチャルNYC」

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2020/04/24

新型コロナウイルスの猛威により、外出ができない状況が世界的に続いている現在。多数の感染者数が確認されているアメリカのニューヨーク(NY)も、人が減りいままでにない景観になっています。しかし世界一のエンターテイメントの街は、そんなウィルスにも屈さず新たな試みを始めたのです。

ニューヨーク市文化庁およびニューヨーク市長執務室メディア&エンターテインメント局との協力のもと、ニューヨーク市内の文化関連施設やアトラクションをウェブサイトを通じて仮想体験をできるウェブページ「バーチャルNYC」を、ニューヨーク市観光局が開設。

日本にいながらも旅行体験ができるバーチャルNYC、気になるその詳細をご紹介します。

NYCをバーチャルで文化体験

image by:Shutterstock.com

ニューヨーク市観光局により、現在の世界的な新型コロナウイルス感染拡大という社会情勢を背景に「状況から心理的に逃避したい」と望む一般消費者のため始められたのが、今回の「バーチャルNYC」です。

家でくつろぎながら、教育プログラム、映画、舞台芸術、演劇、ビジュアルアートなど多岐に渡る、バラエティに富んだニューヨーク市内の文化体験をヴァーチャルで楽しむことができるという画期的な仕組みのなかから、いくつかのスポットをご紹介します。

アメリカ自然史博物館

image by:Kamira / Shutterstock.com

【教育プログラム】カテゴリーには、世界屈指の科学・文化機関のひとつである「アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)」が。「探検」ページにアクセスすると、教育ビデオを視聴することもできます。

子どもはもちろんのこと、子どもの心を持った大人たちも自然界への情熱を育むことができるアメリカ自然史博物館のアクティビティ。一度は訪れてみたい名所でもあり、ぜひチェックしたいスポットです。

トライベッカ映画祭

image by:Chie Inoue / Shutterstock.com

【映画】カテゴリーには、毎年春にニューヨーク市マンハッタンのトライベッカで開催される「トライベッカ映画祭(Tribeca Film Festival)」が登場。映画ファンに向けて、トライベッカ映画祭の同窓生による短編映画が毎日投稿されるという豪華なトピックにも驚きです。

視聴者はこれまでに開催されたフェスティバルで人気の高かった作品や、キュレーションされた作品、さらにいくつかのワールドプレミア作品を観ることもできるため、映画好きには見逃せないスポットです。


メトロポリタン劇場

image by:Sean Pavone / Shutterstock.com

【舞台芸術】カテゴリーでは、リンカーン・センター内にある世界最大級かつ、アメリカ随一のオペラ・ハウスであり、メトロポリタン・オペラ・カンパニーの本拠地でもある「メトロポリタン劇場(The Metropolitan Opera)」に注目。

劇場の閉鎖期間中、毎晩異なるトップオペラパフォーマンスのアンコール上演ウェブサイトで配信されています。午後7時30分(日本時間:午前8時30分)に投稿され、その後20時間まで閲覧が可能なため、ぜひアクセスしてみましょう。

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