東北が誇る秋の絶景。宮城県「鳴子峡」で見られる紅葉スポット

全国各地には、秋を彩る紅葉スポットが多く点在しています。暑い夏のシーズンが終わり、過ごしやすくなってきた秋の季節には、おうちから飛び出して自然が魅せる絶景を見に行くのはどうでしょう?

そこで今回おすすめしたいのは、宮城県大崎市にある「鳴子峡」です。宮城県、いや、東北屈指の紅葉の名所として知られていますが、実際にはどのようなスポットなのかご紹介していきます。

東北屈指の紅葉の名所「鳴子峡」

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東北屈指の紅葉の名所として知られている宮城県大崎市の「鳴子峡」。宮城県の名勝にも指定されている渓谷です。大谷川によって形成された渓谷で、広いところでは幅100mにまでおよびます。

このあたり一帯はアカシデ、ミズナラ、ハウチワカエデなどが群生する落葉広葉樹林になっており、紅葉のシーズンには渓谷一帯が赤色、黄色に色づいた紅葉に覆われ、その光景はまさに絶景です。

また、近くには2.2kmの「大深沢遊歩道」があるため、この素晴らしい光景を楽に楽しむことができます。

さらに、この一帯は「鳴子温泉郷」といい、温泉の名所でもあります。紅葉見物を楽しんだあとは、ゆっくりと温泉に浸かり、疲れを癒したり、多彩な泉質の温泉を湯めぐりするものおすすめです。

鳴子峡を訪れるのにベストな時期は?

例年の見ごろ:10月中旬~11月中旬

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鳴子峡で紅葉を堪能するには、例年10月中旬〜11月中旬にかけてがベスト。この時期には、赤や黄色の美しい紅葉に染まった絶景を堪能することができますよ。

鳴子峡へのアクセス方法

自動車の場合、東北自動車道古川インターチェンジから国道47号で山形方面へ約1時間走と鳴子温泉街に到着します。そこから約10分です。

公共の交通機関の場合は、JRの古川駅より陸羽東線を利用するといいでしょう。そして、鳴子温泉駅よりタクシーで約10分で辿り着けます。


JR各駅から徒歩の場合は、鳴子温泉駅から中山平側入口まで徒歩約60分、中山平温泉駅から中山平側入口まで徒歩約30分で到着します。

東北屈指の紅葉名所として多くの人々に愛され続けている「鳴子峡」。10月中旬〜11月中旬にかけての秋でしか見られないこの絶景は一見の価値あり。

大深沢遊歩道での散策や鳴子温泉郷での湯めぐりを組み合わせれば、心身ともにリフレッシュできる秋の贅沢な時間を過ごせるでしょう。今年の秋は、ぜひ鳴子峡の美しい紅葉に包まれてみては?

  • 鳴子峡
  • 宮城県大崎市鳴子温泉尿前
  • 0229-83-3441(鳴子観光・旅館案内センター)
  • 鳴子温泉
  • 10月中旬~11月中旬
  • 9:00〜16:00
  • 大崎市公式サイト
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本業は某百貨店などのグルメ系イベント企画。日本全国をめぐりすぎて詳しくなってしまったため、紙・Webなど幅広くグルメ・旅行ライターをやっています。

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