絶景ビューポイントを求めて。初心者にもおすすめ「白鳥山」登山旅
全国では本格的に梅雨入りし、雨の日が続いていますが、晴れた日には緑豊かな自然のなかで癒されたいもの。とくに夏を控えたこの時期は、アウトドアアクティビティに最適な季節。
そこで今回は初心者でも楽しめる簡単山登りスポットをご紹介します。
※お出かけの際は3密に注意の上、新型コロナウィルスの国内情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
静岡・山梨県境にある「白鳥山」
今回ご紹介するのは、静岡・山梨県境にある「白鳥山」です。国道52号線から入ると森林公園があり、そこから少し歩くと山頂です。富士山などのビューポイントでときどき寄っています。
- 白鳥山の高さ:567m
- 天候:晴れ
- コース:白鳥山森林公園駐車場8:56~9:05白鳥山(567m)9:20~9:33白鳥山
- かかった時間:登り(直登)8分/下り(遊歩道)13分 合計 21分
※コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む筆者が実際にかかった時間です。そのときの体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。
6月上旬、燒津アルプス愛好会の仲間とともに「日向山ロッジ開き」の行きに寄りました。8時に焼津を出発し、約1時間で白鳥山森林公園駐車場に到着しました。トイレもある広々とした駐車場です。この白鳥山森林公園駐車場は、山頂直下にあります。
近くにはヤマボウシの白い花が咲いていました。標識はありませんが、そこから幅2mくらいの山道をまっすぐ登って行きます。道には草が生えてきていて歩いた跡は少ないです。数分歩くと、もう山頂が見えてきます。
山頂には山梨百名山の標識、「恋人の聖地」と書かれたハート型がくりぬかれたプレートと鐘があります。
このハートのなかに富士山を写し込むことができます。この日はうっすらと富士山が見えました。またここは、「関東の富士見100景」に選ばれたというプレートも設置。
南アルプスや天子山塊、愛鷹連峰などが見え、立派な眺望図が山名を教えてくれます。山頂のエゴノキに白い花が付いていました。展望を楽しんだら、下りは遊歩道を通って帰ります。
この山は地元の学校の学校林になっていて、桜の木には子どもの名前が書かれ消えかけたプレートが付いています。ただ、杉林が大きく育ちすぎ、植えられてあるサクラや蕾のあるサツキが少し元気がありませんでした…。
オレンジ色のキイチゴがたくさん実っています。食べてみると甘くて美味しい!一緒に登ったメンバーも食べていました。その先にはマムシグサも。草を刈った林の中ににょきにょきと生えていてよく目立っていました。
なだらかな遊歩道を下っていきます。9時半、舗装された林道に出ました。そこには「白鳥山山頂入口」の大きな案内板が設置されています。
3分ほどで白鳥山森林公園駐車場に到着です。歩いた時間は20分あまり。麓から歩くこともできますが、簡単山歩きもいいものですね。
今回、富士山はうっすらとしか見えませんでしたが、仲間と初夏の山を楽しむことができてよかったです。初心者でも簡単に登れ、素晴らしい展望が開けているこの白鳥山に案内したくて「日向山ロッジ開き」に合わせてみんなを案内しました。
静岡から甲府に向かう国道52号線からすぐそばなので、通りがかったらみなさんもぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
- 白鳥山
- 山梨県南部町公式サイト
- image by:photoAC
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