全国1位の湧出量と源泉数を誇り、「おんせん県」と呼ばれている大分県。日本屈指の名湯と名高い「別府温泉」や「湯布院」など有名温泉も多く、観光客が後を絶たない大分県ですが、温泉以外にも多くの魅力が詰まっています。

なかでも、大分県ならではの食材がふんだんに使われているグルメは外せないポイント。

コロナ禍により現地へ赴くことができなくても、いまではお取り寄せという方法も大充実しています。今回は、「おうち大分」を堪能できる珠玉の4選をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

大自然の恵みを存分に生かし、育まれた料理の数々

「吉野の鶏めし」／吉野食品有限会社

大分県民なら誰もがわかるというほどの知名度を誇る「吉野の鶏めし」。収穫が行われたお米に旬のごぼう、そして鶏肉を炊き上げる郷土料理で、シンプルながら味わい深い季節のおいしさを存分にいただくことができます。

吉野の各家庭では、おもてなし料理としても代々のお嫁さんが伝承してきたというこの一品。

今後もその伝統を残していこうと「吉野鶏めし保存会」も立ち上げられています。そんな吉野鶏めしの素を入手できるのが「吉野食品有限会社」の公式サイトです。

強く守り続けられた鶏肉、ごぼう、お米のトリオが織り成す極上の炊き込みご飯は、老若男女問わず誰もがおいしく食べられる日本の味。炊き立てのご飯に混ぜ合わせるだけで完成するという手軽さも魅力の一品です。

「THE PIZZA」／スターフーズ株式会社

大分県内で小麦の栽培が大いに行われているエリアといえば宇佐・中津地区。味噌や醤油、麦焼酎など、県の名産品へと変身してゆく小麦たちですが、なかでも注目度の高いブランド小麦から新たに誕生したのが「南の大地」です。

ブランド小麦ならではのおいしさを生かしたピザ「THE PIZZA」を作り上げているのが、創業50年を誇る「スターフーズ株式会社」。パンやパン粉にも定評のある同社が手掛けたピザは、小麦の味をしっかりと感じられる極上の仕上がりです。

手作りで1枚1枚を丁寧に延ばししっかりと気泡を含んだ生地は、外はカリカリ、中はモチモチの夢中になってしまう味わい。豊後鶏や国東産のバジルの葉など、トッピングまで大分県産の食材を使用している、こだわり抜かれた一品です。

「マットネ・ロッソ」／由布院チーズ工房

温泉で著名な由布市湯布院町の由布岳の麓で、地産地消の原料からチーズやヨーグルトを製造している「由布院チーズ工房」。

九州地方のチーズ界隈を牽引する存在の職人・浦田健治郎さん、そして娘の櫻井悠華さんが手掛ける絶品チーズに出会うことができます。

モッツァレラチーズやブルーチーズ、「なっち」や「萌（もえ）」などキュートなネーミングのチーズなど、個性あふれるチーズの数々。なかでも「赤いレンガ」を意味する「マットネ・ロッソ」は、2009年の「第七回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」で農林水産大臣賞を受賞。

塩水で洗うことにより赤色の菌を繁殖させ、自然由来の菌たちがパワーを発揮するウォッシュチーズのマットネ・ロッソをはじめ、工房が育む菌たちが完成させるチーズたちは、薫りまでたまらない逸品ぞろいです。

「ふぐ刺し」／臼杵ふぐ　割烹みつご

「商いの町」として古来より繁栄していた臼杵（うすき）。その臼杵で育まれた料理のなかでも、代表的な存在といえるのが「臼杵ふぐ」です。

臼杵ふぐの最も重要なポイントとして「鮮度」が挙げられますが、その旨味を存分に味わえる料理店の草分け的存在が「割烹みつご」です。

ハイシーズンは2週間以上も予約困難となるほどの人気を誇り、昔からの地元客がほとんどというお墨付きの名店。メニューのなかでも、研究と試行錯誤が重ね続けられたという「ふぐ刺し」は絶対に味わいたい一品です。

鮮度の高いふぐは薄く切ることができないため、歯ごたえのある厚みは新鮮さの証。見惚れてしまうほどの透明感と至福の旨味に、臼杵の商人たちが守り続けた食文化の奥深さを感じずにはいられません。

海と山が周囲を囲み、大自然の恵みから生まれる恩恵を生かした魅力は温泉だけに留まらず、グルメの宝庫としても見逃せない大分県。歴史とこだわりが詰まった大分の美味しい世界を、ご自宅でも満喫してみてはいかがでしょうか。

• source:PR TIMES
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