県内の約8割で温泉が湧き出しているという温泉大国、熊本県。温泉といえば泉質や効能が気になるところですが、熊本県の温泉には「美肌作用」の高いものが多いことをご存じでしょうか。

「四大美人泉質」と名高い「（弱）アルカリ性単純温泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」が県内にすべてそろっている熊本県をエリア別に分け、それぞれの効能やおすすめ温泉をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

美を損なう悪魔たちにおさらば！極上美肌温泉を満喫

山鹿温泉

「アルカリロード」の異名を持つのが熊本県の「県北エリア」。およそ1,000年を超える歴史を持つ平安時代の辞書『和名抄』にもその名が登場しているという温泉郷「山鹿温泉」は、その名の通り、傷を癒している鹿の姿から発見されたと伝えられています。

豊富な湧出量の源泉はふんわりとした柔らかさに加え、高い洗浄力も特徴で、かつては「タライなしで洗濯できる」という意味の「山鹿千軒タライなし」と唄われたほど。毛穴ケアから代謝アップなども期待できるという、まさに美肌効果尽くしの泉質です。

訪れた際には、山鹿温泉郷のメインとなる「豊前街道」にもぜひ立ち寄りたいところ。江戸時代から栄えてきたという通りには、まるで当時へとタイムスリップしたかのように雰囲気抜群のお店が軒を連ねています。

杖立温泉

「元気肌エリア」として注目したいのが「小国エリア」。レトロな昭和の雰囲気を存分に残した「杖立温泉」は、九州にあふれる温泉郷のなかでも独特の魅力を持つ温泉集落として注目されています。

乾燥肌ケアや保湿力にも抜群の効果を発揮するという美肌温泉であり、効能の高さから「湯治の街」として発展。高温の源泉による蒸し風呂などもあり、新陳代謝を活発にする湯浴みも可能。湯煙が立ち昇る光景も、ますます風情をアップしています。

「九州の奥座敷」として人気を集めていた昭和の空気感に身を任せながら味わいたい、杖立温泉のグルメといえば「そば」。

小国町や南小国町では、食べ比べも楽しい「そば街道」に出会うことができます。個性あふれるそばの名店で、お腹も満たすひとときを。

阿蘇・内牧温泉

肌再生に画期的な効能を持つ「硫酸塩泉」の温泉が待っている「ぷるぷるハリ肌エリア」。阿蘇観光に欠かせない、著名な温泉地の「阿蘇・内牧温泉内牧温泉」では、飲泉も可能な名湯を満喫することができます。

ホテルや旅館などの宿泊施設は20軒以上にのぼり、まさに温泉郷らしい光景に出会えるのも魅力。公衆温泉の「町湯」も6軒ほど立ち並び、いまもなお地元の方々に愛されているのが温泉の良さを物語っているといえます。

たるみケアや美肌再生などの美肌効果があり、肌再生を起こすことでハリ肌を実現。どの施設でも温泉作用を高める「メタケイ酸」が1,00mgを超え、その保湿効果はお墨付き。ぷるんとした若々しいハリ肌を目指す温浴を楽しめます。

南阿蘇温泉郷

保湿作用の高さに加え、角質ケアの効果も持つ「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」の源泉が多い「つるツヤ肌エリア」。

雄大な阿蘇南外輪山を臨む「南阿蘇温泉郷」は、「地獄」「大阿蘇火の山」「白水」「垂玉」「栃木」という、5カ所の温泉から構成されています。

「泥湯」が人気を博し、湯治場としても多くの人が訪れる「地獄温泉」や、かの北原白秋も足を運んだという「垂玉温泉」、大規模な温泉施設があり家族連れからも支持の高い「大阿蘇火の山温泉」など、どこも個性が際立つ温泉施設であふれているのが特徴。

しみ・くすみ・たるみケアや美肌再生などアンチエイジングの効能も高く、「酸性の硫黄泉」による透明感やツヤ肌アップも期待できるため、女性からの人気も高いエリアとなっています。

植木温泉

年齢肌に顕著なダメージとして現れてくるシミやくすみに攻撃力の高い「硫黄泉」と、角質除去の効能を持つ「アルカリ性単純温泉」のある「つるつる透明肌エリア」。のどかな田園地帯に囲まれている「植木温泉」は、ゆったりとした光景のなかでアンチエイジングに勤しむことができます。

45度～52度と熱めの源泉がふんだんに湧き出し、オリジナリティあふれる温泉施設の数々で露天風呂や岩風呂などの魅力的な浴場に出会うことができます。8月の第一火曜日に行われ、約5,000発もの花火が上がる「納涼花火大会」も大人気です。

ますます温泉に惹かれる季節となるこれからの時期。全国でも有数の温泉大国である熊本県で、疲れを癒しながらアンチエイジングや美肌を実現できる温泉の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

• source:PR TIMES
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