全国最強のフルーツ天国!山梨県でサクランボ・モモ・ブドウ狩りを楽しむ旅

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2022/05/29

東京から中央自動車道で約2時間。フルーツ王国である山梨県には例年6月~11月にかけて、たくさんの人がこの地のフルーツを求めてやってきます。

農家の方々が丹精込めて育てた多種多様なフルーツは、コロナ禍でも変わらずにきょうも甘くてジューシー!果汁たっぷりの果実に癒されること間違いなしです。

そこで今回は、日本一のフルーツ天国といっても過言ではない、山梨県のこれから旬を迎える果物3選をご紹介したいと思います。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

赤いダイヤモンド「サクランボ狩り」

例年:6月前半~後半

image by:早川スヨン

シーズンに先駆けて旬を迎える山梨の「サクランボ」。ハウスものは例年5月の後半から出回りますが、木から取って食べる路地ものの旬は6月の1週目から3週目といわれています。

鈴なりのサクランボが木全体に実る様はまさに圧巻!毎年数万人のかたが、この赤いダイヤモンドをめがけて山梨を訪れます。

有名な中央道の小仏トンネルの渋滞が激しくなるのも、この時期くらいから。まさに「サクランボ渋滞」と呼ばれる所以でしょう。

image by:早川スヨン

シーズンの前半は「高砂」、そして6月中旬以降は「佐藤錦」が市場に出回ります。それ以外にも「紅秀峰」や「豊錦」など、人気の品種がたくさん。

山梨にも農園はたくさんありますが、そのなかでもオススメは、南アルプスエリア。山梨の塩山や勝沼・御坂の有名エリアと違い、シーズンのスタートは遅いですが、その分6月の最終週までサクランボ狩りが楽しめます。さらに入園料も割安で、南アルプスの絶景を楽しみながら果物狩りを堪能できますよ。

  • さくらんぼ狩り農園 小野洋蘭果樹園
  • 山梨県南アルプス市西野1202
  • 055-282-6267
  • 竜王
  • 40分食べ放題で小学生以上2,000円/3歳~未就学児1,000円
  • 公式ホームページ
  • 中部横断自動車道・白根ICより約5分

ジューシーな甘さがたまらない「モモ狩り」

例年:7月前半~後半

image by:早川スヨン

山梨といえば「モモ(桃)」というくらい、関東はもちろん、日本全国から注目を集める山梨の桃の特徴は、岡山やそのほか有名地域と比較し、「固い」ことが特徴です。


初めて山梨のモモを食べたときの感想は、「リンゴみたいにシャキシャキ感が強い!」というのが筆者の印象。実際に農園のかたも、「このシャキシャキ感が山梨の桃の特徴なんだ」とおっしゃっていました。

シーズンとしては例年6月後半より出回り始める「白鳳(はくほう)」からスタートし、7月中旬には高級果実「白桃(はくとう)」も。

白桃の方がよりジューシーで甘みもあるため、こだわりのある方は7月中旬以降のモモ狩りを検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、モモは非常に気候にデリケートな果物です。最近の温暖化の影響を強く受け、普段でしたら8月の1週目くらいまで桃狩りを楽しむことができましたが、最近では7月いっぱいというのが定説に。

直近の気温や気候のチェックを欠かさず、実際に農園へ直接お問い合わせされることをオススメします。

  • 桃狩り農園 御坂農園グレープハウス
  • 山梨県笛吹市御坂町夏目原656-1
  • 055-263-3111
  • 石和温泉
  • 畑で2個もぎ取り(お持ち帰り)、食べ放題はテーブルにて予め用意された桃にて、大人1,300円/子ども1,000円
    ※通常の桃狩りでは「狩った桃を食べ放題」以外に、「狩った桃はお持ち帰り→食べ放題は予め用意された桃で」というパターンもございます。
  • 公式ホームページ
  • 中央自動車道・一宮御坂ICより車で5分

「ブドウ狩り」は、幻の高級品種も

例年:8月中旬~11月中旬

image by:早川スヨン

夏のお盆の時期からスタートする山梨の「ブドウ狩り」。シーズンが長いため、山梨ならではのいろいろな品種を長く楽しむことができます。

最近はやりの「藤稔(ふじみのり)」は、500円玉ほどの大きな粒が特徴で甘みがあり、8月の限られた期間でしか食べることのできない幻の高級品種といわれています。

その他、ブドウの王様「巨峰」は8月~9月後半まで、その後「甲斐路(かいじ)」や「ピオーネ」など、さまざまな品種が春を迎えるのが特徴です。

image by:早川スヨン

そのなかでも筆者のオススメは「シャインマスカット」です!やっぱり、この品種を抜きにブドウ狩りは語れません。

スーパーでも1房およそ2,000円前後で売られている場面も目にすると思いますが、ブドウのなかでも最高級品種であり、数も少ないことから食べ放題はお断りしている農園も見受けられるほどです。

糖度は18~20度ほどと高く、酸味は控えめなのが特徴。果皮が薄くてやわらかいため、皮ごと食べられるのもお子さまに人気ですよ。

  • 宮本農園
  • 山梨県山梨市上岩下758
  • 090-4597-1371
  • 山梨市
  • 40分食べ放題で小学生以上2,200円/3歳~未就学児1,100円
  • 公式ホームページ
  • 中央自動車道・勝沼ICより車で20分

最近では冬の時期に「イチゴ狩り」ができる農園も目立つようになってきた山梨県では、文字通り通年にわたって贅沢にフルーツ狩りが堪能できます。

また、サクランボが旬が終わるころにかけて桃がスタートするため「サクランボ&桃のW狩り食べ放題」(例:6月の最終週あたり)や、同じような形で「桃&ブドウのW狩り食べ放題」(例:8月の1週目あたり)など、各農園趣向を凝らした企画も。

ぜひこの機会に、山梨の果実狩りを堪能されてみてはいかがでしょうか。

  • image by:Shutterstock.com
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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韓国出身の日韓ハーフ。東京在住。日本が好きすぎて大学を8年通っている。食べることとひとり旅が好き。お酒はそんなに強くない。

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