舞鶴湾の船上で楽しむプラネタリウムや展望デッキ!エル・マール まいづる

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2022/08/06

舞鶴湾の入口、舞鶴親海公園に停泊している美しい船「エル・マール まいづる」は関西電力のPR施設として造られた船型施設です。エネルギーのこと、舞鶴のこと、客船のことなどを楽しく&詳しく学ぶことができます。

そして船中には日本初!“船の中にあるプラネタリウム”もあるんですって。一体どのような施設なのでしょう……早速、行ってみました!

【新型コロナウイルスの感染拡大防止対策にご協力お願いします!】
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください

船旅気分でさまざまなことが学べる施設

こちらが玄関。本当に旅に行くような気分が味わえます

船内は地下1階から3階まであり、各階にさまざまなアミューズメントが用意されています。1日3回上演するプラネタリウムは有料ですが、驚くべきは施設入場が無料であるということ!上演時間まで少しあるので、まずは地下1階から順番に見学していきます。

エネルギーや電気について学べる「エネルギー体験館」

エネルギーについて迫力ある映像で紹介するコーナー

まずは地下1階から。船の機関室をイメージした空間には、関西電力の取り組みやエネルギー、電気にまつわる展示が行われています。

上の写真は、太古から現在に至るまで人類が手にしたエネルギーの移り変わり、電気の発見や利用の変遷などを展示したコーナーです。

驚いたのは、古代ギリシャ時代(日本はこの頃、縄文〜弥生時代)にはすでに蒸気機関が考案されていたこと。その他、凧をあげて雷が電気であることを実証したアメリカのフランクリン氏や電気を科学として独立させたイギリスの医師・ギルバート氏などの実績も紹介しています。

これは勉強になるなあ。夏休みの自由研究で訪れるのもいいですね。

舞鶴のことが分かる「舞鶴体験館」

1階では、漁業や廻船など古代から海と共に歩んできた舞鶴の歴史をたどりながら、舞鶴の文化や風土を紹介しています。

写真は軍港としてスタートした東港、客船や貿易船などが入る商港としてスタートした西港について解説したコーナー。いろいろな船が停泊していることが分かります。


1.吉原の「万灯籠(マンドロ)」/2.小橋の「精霊船(ショウロウブネ)」お盆に先祖の霊を乗せて海の彼方へと送る/3.「懸鯛(カケダイ)」。神社へお参りする時などに持参する鯛

私が面白いなと思ったのは、海にちなんだ舞鶴の祭りを紹介する、こちらのコーナー。舞鶴には面白いお祭りがたくさんあるんですね。行ってみたいな。

さらに「まいづる探訪」コーナーでは文化施設や史跡・旧跡、観光スポットなどをめぐる6つのおすすめ観光ルートを紹介しています。舞鶴に来たけれど、どこへ行こう……なんていう時、こちらを訪ねれば参考になりそうですね。       


古き良きイギリスの豪華客船をイメージした「船の体験館」

2階は豪華客船をイメージした素敵な空間です。こちらはブリティッシュ・トラディショナルな談話室がテーマなんですって。古き良き豪華客船の中って、こんな感じなのですね。乗ってみたいなあ。

室内には信号旗の紹介やロープワークが展示してあったり……。

こちらは昔のパンフレットかな?船にちなんださまざまな資料が展示されています。

これはタイタニック号の模型ですね。他にもリアルな船の模型がたくさん展示してあり、客船が好きな方にはたまらない空間です。

そして最もテンションがあがったのが、こちらの船長室。20世紀初頭のイギリス船の船長室をイメージしているんですって。素敵な空間です!こんな豪華なお部屋で執務をしたり、寛いだりされていたのですね。

舞鶴湾の美しいパノラマに感動!「展望室・展望デッキ」

3階までやってきました。操縦室をイメージした部屋には大きな「舵輪(だりん)」が。この舵輪を回して船の舵(かじ)を操作するのですね。

外の展望デッキに出ると舞鶴湾のパノラマが広がります!!これは素晴らしい眺望!ずっと眺めていたくなる景色です。

海の上で世界の星を眺める「プラネタリウム」

プラネタリウムの上映時間になったので1階に戻ってまいりました。眠ってしまいそうになるぐらい、ふっかふかの極上シートにゆったりと身を沈め、美しい星々を眺めることができるシアターです。

現在は、大人気プラネタリウム映像クリエイター・星景写真家であるKAGAYA氏の全天映像作品『星の旅~世界編』を上演中。こちらはプラネタリウムではないのですが、これが大迫力!

写真でお見せできないのが残念ですが、北米、ハワイ、オーストラリア、ウユニ、ニュージーランドと、3年もの歳月をかけて世界の星空を追った映像作品です。

北半球から南半球に行くにつれて星空が変わっていくのには感動しました。日本から見ることができない星が見られたり、ダイナミックな自然の風景映像が織り込まれたり、天の川の正体などはCGを使って分かりやすく解説。これはオススメ、必見ですよ。

いかがでしたでしょうか。ファミリーでも楽しめる「エル・マール まいづる」は夏休みに訪れるのにぴったりな施設です。エネルギーのこと、船のこと、舞鶴市の歴史などさまざまなテーマの展示があり、夏休みの宿題のヒントも得られそうですよ。みなさまもぜひ、訪れてみてくださいね。

■■INFORMATION■■

エル・マール まいづる
住所:京都府舞鶴市千歳(舞鶴親海公園内)
TEL:0773-68-1090
開館時間:9:30~17:30
休館日:火曜/水曜(祝日の場合は翌平日)/年末年始(12月29日から1月3日)
※気象条件などによっては、臨時休館となる場合あり
入館:無料

プラネタリウム
入場料:高校生以上200円/小・中学生100円/小学生未満は無料 
上映時間:(1)11:00/(2)13:30/(3)15:30
各定員:50名

  • source:KYOTO SIDE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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