外国人が日本に来て「めんどくさい…」と感じた意外なこと【日常生活】

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2023/03/15

世界中から多くの人が訪れているニッポン。外国人からすると、来日して日本の異文化に触れて、「不思議だな」と思うことがあるそう。

例えば、一列で順番待ちをしたり、電車のなかで静かにしていたりする日本人に、母国との違いを感じてカルチャーショックを受ける外国人も少なくない様子。

逆もしかりで、日本人からすると外国人の行動や当たり前に驚くこともあります。

そこで今回は、アメリカ人に注目して、日本人が驚く「アメリカあるある」を教えていただきました。なかには日本でめんどくさいなと感じることもあったそうです。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

傘さすのめんどくさくない?

image by:DRN Studio/Shutterstock.com

雨が降れば傘をさしたり、雨がっぱを着たり、なるべく濡れないようにしますよね。

「雨に濡れると風邪をひいてしまう」というように、濡れるのがイヤと感じる人も少なくないはず。しかしアメリカでは傘をさす人がとても少ないのだとか。一体、なぜアメリカ人は傘をささないのでしょうか?

「アメリカ人は雨が降っても傘を持っていないし、ささない人が多いんですよね。多分、車社会であること、場所によっては気候が晴れている日が多いからも理由だと思います。でも結構雨が降っていても、傘をささずにのんびり歩いている人が多いので。日本人のように傘を持ち歩くのもさすのもめんどうくさいです!」(アメリカ・カリフォルニア州出身)

「このぐらいの雨でも傘使うんだ!とびっくりした。日本人はみんなおしゃれで素敵な服を着ているからだと思うけど、アメリカではみんなシャツとパンツだけ。傘さす必要なんかないんだと思うよ(笑)」(アメリカ・ニューヨーク州出身)

「日本人はすぐ傘をさすよね。僕は傘を使わないんだけど、それを見た日本の人たちが指差して何か話してる場面も見かける。たぶん『あの人傘さしてない』とか『大丈夫かな』と心配してるんだろうね。実際にいわれたこともある。優しいけど、ちょっとめんどうだな〜とは思う」(アメリカ・カリフォルニア州出身)


ステキな服を着てたら話しかけないの?

image by:rblfmr/Shutterstock.com

街を歩いていると、通りすがりの人がステキな洋服を着ていたとします。そのとき、皆さんはどうしますか?

筆者の場合、コーディネートを参考にさせてもらったり、似たような洋服を探したりします。しかしアメリカでは、かわいい洋服を着ている人がいたら、どこの誰か知らなくても話しかけることが当たり前。

「自分でいいと思ったものは、知らない人でも『これいいね!どこで買ったの?』と聞きます。人見知りをしないというか、気軽に話しかけるのは当たり前だと思っていました。でも積極的に話しかけてくるところは、ほかの国でもそこまで多くないそうで、驚かれてしまいます」(アメリカ・ミズーリ州出身)

ピクルスのジュースは飲まないの?

image by:Billy F Blume Jr/Shutterstock.com

日本ではいろんなところに自動販売機が設置されており、多種多様な飲み物が売られています。

お茶やお水、炭酸飲料や飲むヨーグルトまで、実にさまざまです。そんな国の個性がわかるといっても過言ではないドリンクたち。アメリカではなんと、ピクルスのジュースが主流なのだとか。

「アメリカ人はピクルスのジュースをガブ飲みします。ピクルスを食べ終わると液体部分が残るので、それを瓶から直飲みしたら驚かれました。ピクルスはスポーツ観戦のおやつとしても定番です。あと、売店で1ドルから売っていることにも驚かれました」(アメリカ・インディアナ州)


当たり前に返品しないの?

image by:Sundry Photography/Shutterstock.com

もしも購入したアイテムが不良品だったり、サイズが違ったりしたとき、未使用・未開封のうちに返品することがありますよね。

もちろん返品可能な商品に限られるかもしれませんが、アメリカでは一度着てしまった洋服でも当たり前のように返品するのだそう。

「アメリカでは、なんでも返品します。例えば、封を開けていても、一度着てしまったものでも気にせずリターンする人が多いです。とくにAmazon(アマゾン)のリターンのところには、長蛇の列ができていることも珍しくありません。私も過去にAmazonで間違ったものが届いたので返品しようとしたら、返送と再検品に経費がかかるので、返金してくれました。でも商品は返さなくていいということもありました。日本では考えられないですよね(笑)」(アメリカ・カリフォルニア州出身)

「アメリカは返品文化といえるかもしれません。私は少し食べて気に入らなかったケチャップを返品したことがあります。さすがにこの文化のせいで大量のゴミが出来上がっているのではとも思いますね」(アメリカ・ワシントン州出身)

「私の地元のお店では、レシートなしでも返品ができました。でも日本ではレシートがないと絶対ダメ!と。そこの店長さんとは顔馴染みで日常的に会話もするし、商品に不備があったから返品しにいったのに…クレジットカードの履歴を見せてもダメで、これはかなり面倒だなと感じました」(アメリカ・カリフォルニア州出身)

このように「アメリカあるある」のなかには、日本では考えられないことも少なくありません。とくに返品文化に関しては、一度開封してしまったものは返品不可になるケースも多いですよね。

しかしアメリカでは返品・交換OK返品期限も長く、場合によっては無期限で対応しているお店もあるのだとか。日本ではあまり見かけませんが、それもアメリカならではの文化のひとつ。

もちろんほかにも私たちが知らない、おもしろい文化はたくさん隠れています。アメリカ旅行をしたり、アメリカ出身者と交流したりするときは、このような知られざる文化を深掘りしていきたいですね。

  • image by:Unsplash
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大学時代にドイツへ1年間留学。卒業後は旅行・グルメ・恋愛系のライターとして活動中。大好きなハンバーガーとビールのために、休日はボルダリングとヨガで汗を流す。

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