トイレで丸見え!?日本とはこんなに違うアメリカの「当たり前」
2023年3月、第95回アメリカのアカデミー賞で、作品賞などの7冠を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(通称・エブエブ)が話題になって記憶に新しいですよね。
同作を観ていると、ふとした瞬間に「なぜ?日本と違う!」と異文化を感じることもありましたが、それは至極当然。世界は知れば知るほど不思議ばかりです。
ただ、『エブエブ』のシーンのほかにも、海外のカルチャーショックをうけるときはあるはず。そこで今回は、アメリカに着目して、日本とは違った話をいろいろと出身者の皆さんに聞いてみました。
注意:本記事は『エブエブ』のネタバレを含みません。ご安心ください。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
ケーキの色は派手じゃないと!
誕生日ケーキやクリスマスケーキなど、日本では特別な日にケーキを食べる習慣があります。記念日だからこそ、いつもとは違ったスペシャルで豪華なひとときを過ごしたいものですよね。
アメリカでも日本と同じように、特別な日にはケーキを食べるのだとか。ただ、その色合いは一味違うそうで…!?
「よく、ケーキの色が毒々しいといわれます。ピンクや青、緑などのクリームでデコレーションされたケーキは、アメリカ人には当たり前です。でも他国の異文化の人はかなりドン引きしているようで…。誕生日などの特別な日にわざわざ注文したケーキにこそ、ド派手なケーキが多いです」
「パン=甘いもの」じゃない?
アメリカでは、甘いパンが主流なのだとか。地域によって味わいに変化があるそうですが、なかにはお砂糖をたくさん使ったデザートのようなものも!?
「甘いパンばかり食べていることに驚かれます。甘くないものもありますが、基本的に甘くないパンをスーパーではあまり見かけません。甘くないものといえば全てナチュラルなものが多いです」
トイレには隙間がないと
トイレといえば、日本と国内で大きな違いがありますよね。
アメリカの場合、個室になっているトイレでは上も下も隙間が空いているのが当たり前。その理由は、防犯的な意味合いが関係しています。
「もしかしたらアメリカのドラマで見たこともあるかもしれませんが、トイレのドアと床の間の幅が広いことは当たり前です。一見、下から入れそうなほどのスペースですが、これはアメリカでは当たり前です。でも、結構知らない人は隙間に驚くみたいですが、他に人が入っていると一目でわかるようになっているんです」
「アメリカでは個室のトイレに人がいるかどうか丸見えです。ドアにかなりの隙間が空いていますから。見えるのが当たり前だったので、日本に行ったとき、トイレがあまりにも密室だったのでびっくりしました」
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知らない人からお金を請求される
「赤の他人からお金を請求されることがあります。純粋な『give and take』の考え方ですが、何か親切心でやったであろうことでもお金を請求されることが珍しくありません」
筆者が実際にアメリカのロサンゼルス国際空港に降り立ったとき、見知らぬ人に写真を見せられて金銭を要求されたことがありました。
そのとき、何かしたわけでもなく、ただ目的地行きのバスを待っていただけなのですが、隣にいた同じ外国人は何ドルかわかりませんが渡していたことを覚えています。
もちろん何かしら理由があったはずです。しかしそれでも何も知らない筆者のような外国人にとっては、初めての異文化体験かもしれませんね。
皆さんにとっては、どんな「日本ならでは」のカルチャーを感じましたか?ぜひ、いろいろな人と交流して、その日本の知られざる秘密を探してみてはいかがでしょうか。
- image by:Kristi Blokhin/Shutterstock.com
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