日本といえば、衛生管理の面でいうと世界的にみてもレベルが高く、飲食店はきれいな店内であることが当たり前。

しかしこの当たり前、日本人にとっては生活の一部になりすぎていて、その魅力に気がつかないこともあります。

実際に来日した韓国出身者にお話を伺ってみると、「日本の清潔さに驚いた！」「高品質のサービスにびっくり！」といった声が聞こえてきました。

さらにほかの一面を聞いてみると、日本人が見逃しがちな「日本のいいところ」がみえてきました。では、韓国出身者はどんなニッポンに感動したのでしょうか？

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交通機関のアナウンスが丁寧

まずは「交通機関」について。海外でもたびたび話題になる日本の交通機関ですが、実際にその正確さ以外のところに驚いたという声が集まりました。

「日本の電車は電話をしている人が少ないためか、車内が静かでアナウンスが聞きやすい。韓国では交通機関内での通話がOKで、多くの人が車内で通話しているので、日本と比べると結構にぎやかです」

「韓国では交通機関が遅れるのが当たり前です。とくにバスは予定時刻に到着するほうがめずらしいくらい。日本では、電車やバスが遅れる際に、なぜ遅れたかなどの状況説明のアナウンスが流れることに感動しました」

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商品の梱包がちゃんとしてる

続いては、こちらもよく耳にする日本ならではの「きめ細かなサービス」についてです。

日本では当たり前に感じることですが、韓国人からするとカルチャーショックを受けることのひとつなんだそう。

「日本でネットショッピングすると、中身が動かないようにしっかり対策されてあることにびっくりしました。梱包が丁寧で、商品に傷がつかないようになっていますよね」

「韓国のお店では、購入した商品に問題があった場合でも最後まできちんとフォローされないこともよくあります。日本では購入後までしっかりフォローしてくれるので安心です」

相手のことを考えられる日本人はスゴい

最後にご紹介するのは、相手の気持ちを考えて行動できる「日本人の性格」に感動したという話です。

むしろ相手への配慮を忘れないのは当たり前では？と思うこともありますが、韓国人からすると人の気持ちを考えられるところが素晴らしいと思うのだとか。

「日本人は相手の気持ちを考えて発言や行動をする人が多いです。韓国人は自分のいいたいことをすぐ口にする人が多いので、日本人のほうが優しく感じます」

「日本人は性格がいいと思います。優しいし丁寧というのがやはり素敵。安心安全なイメージがあります」

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母国以外の国を訪れると、意外なところでおもしろい違いを発見することがありますよね。もちろん日本人同士ではなんてないことでも、育った環境が違う者同士、カルチャーショックを受けることもあるでしょう。

そんな文化やマナー、考え方の違いを知っていきながら、今回お話しを伺った韓国出身者の皆さんのように、いいところをたくさん見つけていきたいですね。

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