スタバに迫る!?カフェ大国・韓国で急増する新興「コーヒーチェーン」とは
韓国といえば「カフェ」がとにかく多い国。ソウルや釜山など都市部の街を歩くとすぐ、たくさんのコーヒーチェーンに遭遇します。
日本でもおなじみ「スターバックス」をはじめ、韓国発の「Angel-in-us Coffee」「HOLLYS COFFEE」「EDIYA COFFEE」「TOM N TOMS COFFEE」「A TWOSOME PLACE」ほか、海外発祥の「The Coffee Bean & Tea Leaf」「PASCUCCI」など、数多のコーヒーチェーンが競合しています。
しかし新型コロナにより韓国の物価は軒並み急上昇。カフェも例外ではありません。スターバックスの場合、カフェアメリカーノのトールサイズは4,100ウォン(約410円)です。
10年ほど前はほぼ半値だったことを考えると、日本以上の物価高を実感するでしょう。
そんな中、韓国で急成長しているのが、ほかより安価にコーヒーなどのドリンクを販売する新興コーヒーチェーン。ヴェンティサイズが1杯1,500ウォン(約150円)と安く、韓国で人気を集め、瞬く間に店舗が増えています。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
韓国で話題、急成長する「COMPOSE COFFEE」とは
コロナ禍で日本人旅行客が韓国に行けないうち、韓国全土に店舗数を急激に増やしているコーヒーチェーンが「COMPOSE COFFEE(コンポーズコーヒー)」です。
イエローを基調とした店舗の外観は、遠くから見ても、夜であっても、とても目立ちます。
店の前にしばらくいると、客がどんどん入って買って出て行きます。イートインがある店舗でも、テイクアウト客がダントツに多いです。
あとで知ったのが、テイクアウトだと1,000ウォン(約100円)引きとのこと。そのため、テイクアウトに特化した店舗もけっこうあります。
店舗の入口に、ヴェンティサイズ1,500ウォンと大きく告知。ヴェンティは590mlで、トールが350mlであることを考えるとけっこう多めですが、それでもたった約150円!
たまたま訪れた店舗は、オフィス街の朝。広めのイートインスペースはあり、買いに来る客はそれなりにいたものの、誰も座っていません。シンプルなインテリアです。
1,500ウォンのカフェアメリカ―のを飲んでみた感想ですが、味はまったく問題なくそれなりに美味しく、なにより「量」が多くて満足でした。
リピートするなら1杯150円はありがたい存在。日本にあるコンビニエンスストアのあのコーヒー感覚並みだと思いました。
外にはラス席もあったので、コロナ禍にはよさげ。ただ、イートインだと1,000ウォン追加です。
100円はあくまで場所代、でも1杯150円が250円になると考えると、テイクアウトが人気である理由がなんとなく分かった気がしました。250円でも、ほかのコーヒーチェーンよりは安いとはいえ…。
「COMPOSE COFFEE」には、もちろんアメリカーノ以外にもドリンクメニューがあります。イートインだとすべて1,000ウォン(約100円)ずつ追加。
カフェラテ2,700ウォン(約270円)、カプチーノ2,700ウォン(約270円)、カフェモカ3,300ウォン(約3300円)、ドルチェラテ3.500ウォン(約350円)、ダッチコーヒー3,000ウォン(約300円)、紅茶2,500ウォン(約250円)など。
ほかに、ミルクシェークやフラッペ、スムージー、通常のジュースなども。牛乳やホイップなどの追加は500ウォン(約50円)です。
- COMPOSE COFFEE
- 公式サイト(韓国語)