スタバに迫る!?カフェ大国・韓国で急増する新興「コーヒーチェーン」とは
釜山発「CAFE051」も韓国南部で店舗が急増中
韓国第2の都市、釜山。ここにも「COMPOSE COFFEE」は続々進出している一方、釜山発で韓国南部を中心に急展開するコーヒーチェーンが「CAFE051」です。
「CAFE051」は、イエローが基調である「COMPOSE COFFEE」と違い、黒に白のモノクロという徹底されたシンプルなデザイン。派手な看板が多い韓国では、このシンプルさが逆に目立ち、印象に残ります。
看板メニューはここも同じ、カフェアメリカ―ノが1,500ウォン(約150円)です。そのほか、カフェラテ、カプチーノ、コールドブリュー、紅茶、缶のドリンクまでさまざま。
CAFE051も、ほかのコーヒーチェーンより全体的に安価。価格はおおよそ「COMPOSE COFFEE」と同じぐらいです。ホイップクリームやシロップなどの追加は500ウォン(約50円)です。
ちなみに、アメリカーノの量は、アイス215ml/ホット315mlで、「COMPOSE COFFEE」よりやや少なめ。ただ、日本のスターバックスのトールサイズ並みなので、量的な満足度は高いです。
気になる味はというと、「CAFE051」もそれなりに美味しいレベル。ササっと飲む、1日に何度も飲むような人には、やはり1杯この価格なのでリーズナブルでありがたいのではないでしょうか。
こだわりのドリンクメニューもあります。すべてテイクアウト対応。自分好みのカスタマイズも楽しそうです。フードも若干あり。
釜山駅の近くにあった「CAFE051」を訪れたところ、イートインのスペースは本当に簡素。店内で座って飲む客はここもゼロ。テイクアウト客が圧倒的に多かったです。
- CAFE051
競争激しい韓国で「安さ」を売りにしたコーヒーチェーン
韓国でコーヒーと言えば、そもそもドリップコーヒーではなく「アメリカーノ」が主流。エスプレッソを水で薄めたのがアメリカーノで、ドリップコーヒーより味も薄め。その分ゴクゴクとすっきり飲みやすいです。
新型コロナ後に韓国を訪れると、ウォン安のために円との差はあまり感じないものの、物価が軒並み上がっていることに驚かされます。いくらたくさんカフェがあっても、あれこれ訪れているとけっこうな出費になってしまいます。
とりあえずコーヒーや、ほかのドリンクがちょっと飲みたい、できるだけ安く…という人には、今回紹介した新しい、地元の韓国人に大人気のこれらのコーヒーチェーンは重宝するのではないでしょうか。
- image by:KIM DONGHO/Shutterstock.com
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