スタバに迫る!?カフェ大国・韓国で急増する新興「コーヒーチェーン」とは

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2023/01/28

釜山発「CAFE051」も韓国南部で店舗が急増中

韓国第2の都市、釜山。ここにも「COMPOSE COFFEE」は続々進出している一方、釜山発で韓国南部を中心に急展開するコーヒーチェーンが「CAFE051」です。

「CAFE051」の店舗外観。image by:シカマアキ

「CAFE051」は、イエローが基調である「COMPOSE COFFEE」と違い、黒に白のモノクロという徹底されたシンプルなデザイン。派手な看板が多い韓国では、このシンプルさが逆に目立ち、印象に残ります。

「CAFE051」のドリンクメニュー。image by:シカマアキ

看板メニューはここも同じ、カフェアメリカ―ノが1,500ウォン(約150円)です。そのほか、カフェラテ、カプチーノ、コールドブリュー、紅茶、缶のドリンクまでさまざま。

CAFE051も、ほかのコーヒーチェーンより全体的に安価。価格はおおよそ「COMPOSE COFFEE」と同じぐらいです。ホイップクリームやシロップなどの追加は500ウォン(約50円)です。

「CAFE051」のカップもシンプル。image by:シカマアキ

ちなみに、アメリカーノの量は、アイス215ml/ホット315mlで、「COMPOSE COFFEE」よりやや少なめ。ただ、日本のスターバックスのトールサイズ並みなので、量的な満足度は高いです。

「CAFE051」も価格の割に味のレベルは高い。image by:シカマアキ

気になる味はというと、「CAFE051」もそれなりに美味しいレベル。ササっと飲む、1日に何度も飲むような人には、やはり1杯この価格なのでリーズナブルでありがたいのではないでしょうか。

「CAFE051」には期間限定メニューもある。image by:シカマアキ

こだわりのドリンクメニューもあります。すべてテイクアウト対応。自分好みのカスタマイズも楽しそうです。フードも若干あり。

釜山駅の近くにあった「CAFE051」を訪れたところ、イートインのスペースは本当に簡素。店内で座って飲む客はここもゼロ。テイクアウト客が圧倒的に多かったです。

競争激しい韓国で「安さ」を売りにしたコーヒーチェーン

韓国でコーヒーと言えば、そもそもドリップコーヒーではなく「アメリカーノ」が主流。エスプレッソを水で薄めたのがアメリカーノで、ドリップコーヒーより味も薄め。その分ゴクゴクとすっきり飲みやすいです。


image by:Nuk2013/Shutterstock.com

新型コロナ後に韓国を訪れると、ウォン安のために円との差はあまり感じないものの、物価が軒並み上がっていることに驚かされます。いくらたくさんカフェがあっても、あれこれ訪れているとけっこうな出費になってしまいます。

とりあえずコーヒーや、ほかのドリンクがちょっと飲みたい、できるだけ安く…という人には、今回紹介した新しい、地元の韓国人に大人気のこれらのコーヒーチェーンは重宝するのではないでしょうか。

  • image by:KIM DONGHO/Shutterstock.com
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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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ジャーナリスト・フォトグラファー。飛行機・空港、旅行、ホテル、グルメなどをメインに、国内外で取材、撮影などを行う。雑誌やWEB向けの記事、写真や旅行などのセミナー講師も務める。元全国紙記者。大阪在住。

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