【絶景】忘れられない出会い。水中写真家が海を生きる魚たちから学んだこと
「一期一会」という言葉があるように、人生の中で人との出会いはとても大切。全員とは言えないかもしれませんが、自分へ大きな影響を与えてくれる人も少なくないことでしょう。
水中写真家である鍵井靖章さんは、人との出会いのみならず、生き物との出会いをも通して、人生の考え方を学んでいるよう。それでは、素敵な水中写真と一緒にご紹介します。
人との出会い、生き物との出会いで学ぶ人生の考え方
朝の8時からイルカの水槽へ。檻越しの撮影になったんだけどこれが良かった!みんな興味津々でこっちにぐんぐん集まってきてくれて、もう撮影できない!!!!!状態。で、少し時間を置いて撮影撮影。
自然では追いかけて撮影が多い中、今回は待っていればみんな来てくれる来てくれる!!!有難いから素敵なチャンスに恵まれて、良い撮影ができました!!!海の撮影も楽しいけど水族館での撮影も楽しい!!!って思えた時間でした!
コモドにいるけどフィリピンのボホール、すごく色彩が好きな海です。少しコモドの南部の海に似てるかも…。
ほぼほぼ初めて潜る海で、ゲストのさまざまなカメラを借りて、ライブで作品作りをする。生き物を探すだけでも時間がかかるのに、そこから生き物、景色を写真として昇華していく。
それも才能だとも思うし、でも、ニッチな水中写真でのそんな才能なんて身近にいる少数の人しか幸せにできないけど。それはそれでも良いのかな、と最近は思う。
無事に終えた久米島でのフォトセミナーでみんなが愛用するカメラで水中で作例撮りをする。いろんな質問が出てくる時、それを解決しようと私も考える。それは私にとっても勉強の機会だし、みんなはここで悩んでいるのだと気づきにもなる。人と人との出会い、ご縁は本当に大切だと思っている。
写真はゲストのカメラを借りて技巧に走り出しだけど、こんな風に生き物の何気無い可愛さが写っているのも良いですね(笑)。
久米島でのフォトセミナーで教えることで私も勉強になっている。ゲストの方が失敗だと思っているけど、その失敗が私にとって撮影の大きなヒントになる。柔軟に考えていくと得るものは本当に多い。そして、それをまたフォトセミナーに活用できる。大きな視野で構えているとヒントはそこにある。
- image by:水中写真家・鍵井靖章
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