混浴風呂も。温泉治療が目当てで選ばれる全国「温泉宿ランキング」
5位 600年前からあった名湯『岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館』(岩手県)
岩手県の『岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館』が5位にランクインしました。「花巻温泉郷」とは岩手県花巻市の西部にある温泉の総称を指しますが「鉛温泉 藤三旅館」はそのひとつに入ります。
1841年(天保12年)に開業。開湯は600年以上前というから驚きです。「新日本百名湯」「日本温泉遺産」に選ばれたこともある名湯だそうです。
また、木造3階建てで、総けやきづくりの本館は、映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルにもなったとも言われております。
旅館部と湯治部に分かれています。
高山から湧き出る源泉は5本で、「白猿の湯」、「桂の湯」、「白糸の湯」、「銀の湯」の4浴場はすべて「源泉100%掛流し」。そのため、泉から湧き出した温泉は、加熱や循環・差し水などを一切せず、自然の状態の湯につかることができます。神経痛、リウマチ、胃腸病、筋肉痛、関節痛、皮膚病、神経性疾患などの効能があります。
中でも、立ちながら入浴する足元湧出の湯船「白猿の湯」は有名です。桂の木のたもとから湧出している温泉に白猿が使っていたところを発見したのが、名前の由来となっています。
こちらは露天風呂「桂の湯」。
こちらの温泉も、宮沢賢治御用達。童話「なめとこ山の熊」でも、「腹の痛いのにも利けば傷もなおる。鉛の湯…」 と謳われているとか。
湯治部のディナーはこんなかんじ。
この冬に湯治体験、いかがでしょうか?
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