九州で移住者数が過去5年間トップ。なぜ鹿児島県霧島市が人気?
世界初?!全市民参加型の「褒め合う交換日記」でPR
また、霧島市は近年、とてもユニークな取り組みも行っています。それは、「世界初?!霧島市を愛するすべての人が参加する褒め合う交換日記」です。
霧島市は2015年から「褒め合うまち」をコンセプトとしたプロモーション事業「キリシマイスター」を展開しています。
そんな褒め合うことを推奨している霧島市では、身近な人と面と向かって褒める気持ちを大切にしたいという想いから、昔懐かしい「交換日記」を使用したPR活動を展開しています。
交換日記のデザインは、霧島市の子どもたちが製本した日記帳もふくめ、最大1600パターン!また、総ページ数は霧島市の人口と同じ126400ページが用意されています。全ページが埋まった日記帳は霧島市役所に届き、日記帳のエピソードを基にしたWEBムービーも製作予定とのことです。なかなかユニークな取り組みですよね。
以上、九州の中でとくに移住者に人気な霧島市について、詳しく見ていきました。ユニークな広報で県外に広くPRすることに加えて、行政の移住政策も積極的に行われているなど、ポイントがいくつもありました。移住に関する取り組みは、今後も全国でますます活発になると予想されます。
それぞれの地方自治体がどのような戦略を取るのか、今後も要注目です。
取材協力:霧島市
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