梅花祭は3月17日。道真公が愛した梅を訪ね、京都・長岡天満宮へ

日本各地から梅の開花の便りが届き始めていますが、京都は長岡京市の名所の梅もほころび始めたようです。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』で著者の英学(はなぶさ がく)さんが紹介しているのは、2月19日に開花が報じられた長岡天満宮。境内だけで300本の梅が咲き誇る、まさに圧巻の風景が楽しめる地です。

長岡天満宮

京都府乙訓地域で梅の名所として知られる長岡天満宮ではつぼみが色づき始める頃でしょう。厳しい寒さの中で花を開く姿を見に訪れ、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか? 寒さが緩めば一気に開花が始まることでしょう。長岡天満宮では3月17日に梅花祭を開き茶席有料が設けられます

長岡天満宮は、京都駅の南長岡京市にある神社です。京都駅から電車で15分ほどの場所にあります。

長岡天満宮は、学問の神様・菅原道真公を祭神として祀っている神社です。京都には北野天満宮を始め道真公ゆかりの場所がいくつかありますので、道真公ゆかりの場所を訪ねる旅もいいかも知れませんね。

道真公は生前、梅の花をこよなく愛した人物として有名ですよね。長岡は、菅原道真公が詩歌や管弦を楽しんだ土地だと伝えられています。また、この地は道真公が太宰府へ左遷された際に立ち寄った地でもあるのです。

我が魂長くこの地にとどまるべし

と名残を惜しんだそうです(私もいつも京都から帰るときはそのような気持ちで東京行きの新幹線に乗り込みます)。

道真公が太宰府へ発った後、近臣たちは道真公自作の木像をこの地に祀りました。これが長岡天満宮の始まりと伝えられています。

全国各地にある天満宮は、道真公が梅をこよなく愛したので、それぞれの土地の梅の名所になっています。長岡天満宮の梅も例にもれず、とても綺麗に咲き誇ります。

長岡天満宮の梅は、境内に約300本もあります。紅梅・八重寒紅梅・しだれ梅・鶯宿梅・白加賀梅などです。2月中旬頃から徐々に開花していきます。そして、2月下旬~3月中旬の間見頃を迎えます。


梅を観に長岡天満宮に行くときは、隣接する長岡公園も訪れてみてください。この公園には梅園があるのです。約20種類140本以上の梅の花を楽しむことが出来るのです。この2カ所だけで400本以上の梅が楽しめてしまうのです。

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