ビジネスホテルも。日本温泉協会が「オール5」をつけた全国の天然温泉
関東で「オール5」を獲得した旅館・ホテル
では、天然温泉表示制度で最高評価を得た旅館・ホテルは、具体的にはどこになるのでしょうか。同制度の審査を受け入れた、北海道・東北の会員宿の中で「オール5」と評価された施設が存在しなかったため、関東からご紹介していきます。
〇群馬県
谷川温泉・・・檜の宿水上山荘
初twitter!!谷川温泉は雄大な谷川岳を目前に谷川の清流に沿って広がる
自然を肌で感じられる静かな温泉地です。
虹の谷 谷川温泉 pic.twitter.com/Wua7fVXXwU谷川温泉観光協会 (@pengin118591) May 25, 2017
鹿沢温泉・・・紅葉館
7.鹿沢温泉 紅葉館 180304
歴史ある鹿沢温泉の一軒宿。日本秘湯を守る会会員。マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉。日帰りは内湯一つ、年季の入った木の湯桶はいい風合い。熱めのお湯が完全にかけ流されていて、湯船ではやや白く緑に濁り、赤褐色の析出物がお見事。またこの金気臭がたまらない pic.twitter.com/9gUwIcERLj— まこと (@iamMAKOTO03) 2018年3月5日
群馬県の谷川温泉は群馬県の北部にある温泉地で、
<谷川岳の南面に広がる森の中に数軒の旅館と民宿が点在する>(『全国温泉大辞典』(旅行読売社)より引用)
といった場所。引用した大辞典にも、谷川岳の宿として水上山荘が記載されています。
一方の鹿沢温泉は群馬県北西部の嬬恋村にある名湯で、筆者も嬬恋村に移住していたころは、日帰り入浴を何度か楽しませてもらいました。知る人ぞ知る秘湯ですね。
甲信越で「オール5」を獲得した旅館・ホテル
次は甲信越で「オール5」を獲得した旅館・ホテルになります。
〇山梨県
石和温泉・・・深雪温泉
中央道の抑えておきたい温泉。
石和温泉 深雪温泉
泉質★★★★☆
源泉かけ流し ○
オーバーフロー ◎
無濾過無加温 ○
循環なし ○
塩素なし ○
施設の綺麗さ ○
値段 1000円二種の源泉がドバドバかけ流し。内湯はオーバーフロー。露天に外気浴スペース。美肌の湯。ナノイードライヤーあり。 pic.twitter.com/Pd6427CB0H
— NG@11月は4キロ痩せる (@nngynb) 2018年9月24日
下部温泉・・・古湯坊 源泉舘
当舘は現在、(御湯印めぐり以外の)日帰り入浴を行なっておりません。また、女性専用時間を開放することは初の試みとなります。いいふろの日限定です。
この機会にぜひ、足下の岩盤から自然湧出する新鮮なお湯を体験してください! pic.twitter.com/rotldnXyBc
— 山梨 下部温泉 古湯坊源泉舘(源泉館) (@gensen1126) 2018年11月14日
〇長野県
小谷温泉・・・山田旅館
小谷温泉『山田旅館』。渓谷沿いに佇む鄙びた温泉宿。旅館棟は江戸時代後期に善光寺の宮大工により建てられたという。国指定有形文化財。 pic.twitter.com/gsZzLV9dMW
— Aki (@akisssyo71) 2018年8月11日
〇新潟県
貝掛温泉・・・貝掛温泉
南魚沼郡・貝掛温泉。inして早速、1時間の長湯。羊水に浸かっているかのような極上ぬる湯。源泉小屋より37度の源泉が室町時代から涌き出ています身体に炭酸により泡がつきまくり。 pic.twitter.com/u5LZ5UIDt4
— すーさん(katsuhiko suzuki) (@katsuhiko42) 2018年10月14日
山梨県の石和(いさわ)温泉は、県庁所在地である甲府の東にある場所で、果樹の栽培が盛んな土地ですよね。
<昭和三十六年にブドウ畑の中から突然湧いた温泉>(『全国温泉大辞典』(旅行読売社)より引用)
とあるように、比較的歴史の新しい温泉になります。
下部温泉は山梨県南部の温泉地で、富士川の支流に沿って広がる温泉街ですね。
<温泉の効能の高いことに定評がある>((『全国温泉大辞典』(旅行読売社)より引用)
とあるように湯治湯としても愛され、過去に力士や有名プロ野球選手も湯治に訪れたのだとか。
長野県の小谷(おたり)温泉は、筆者も国道148号線ドライブの最中に、何度か立ち寄った温泉地。中でも山田旅館は大湯元で、
<木造三階建ての古風な宿>(『全国温泉大辞典』(旅行読売社)より引用)
とあります。2泊以上の自炊であれば宿泊費が大きく抑えられるなど湯治向けの宿ですが、現在はプライベート感も高いRC造の別館もあります。
貝掛温泉は全国でも珍しい、目に効く湯治湯として知られる秘湯ですね。
<昭和初期までは、「貝掛の目薬」も生産され、一般に販売されて>(貝掛温泉のホームページ上より引用)
いたのだとか。温泉ファンには極めて人気の高い秘湯になります。