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桟橋から船でチェックイン。イルカも暮らす能登の名湯「和倉温泉」

坂本 正敬
坂本 正敬
2018/11/11

昭和60年に和倉温泉観光協会が作成したポスターのキャッチコピーに、「能登に、湯がわくところあり。」と書かれています。日本海に突き出す巨大な能登半島には、確かに湯がわく海浜の名湯、和倉温泉があり、各宿のオーシャンビューの客室からは七尾湾の絶景が一望できるようになっています。そこで今回は北陸在住にして和倉に何度も宿泊した経験のある筆者が、同地の魅力を紹介したいと思います。

湖のように静まり返った七尾湾岸に加賀屋を筆頭とした温泉宿が林立する

七尾湾と能登島大橋 image by: 石川県観光連盟

日本地図を見ると、日本海側に能登半島という巨大な半島が突き出している様子が見て取れます。その半島のほとんどは石川県の県土で、一部は富山県に含まれていますが、半島の東岸、内浦とも言われる富山湾に面した穏やかな海岸線に、七尾湾があります。その湾内で最も奥まった七尾西湾に面した温泉街が、今回紹介する和倉温泉になるのですね。

この七尾湾は、能登半島の中でも波の穏やかな東側(内浦)にあり、内浦の中でも陸地に海岸線が食い込んだ内海で、さらに能登島がふたのように浮かんでいます。そのため常に波が穏やかで、べたなぎのとき水面は湖のように静まり返っているほど。

近年はイルカの繁殖も確認されており、シーカヤックで探索するアクティビティーも人気ですが、この静かな海に面する形で、全国にも名高い加賀屋を筆頭に、温泉宿が林立しているのですね。

翻訳家/ライター。1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の紙媒体、WEB媒体に日本語と英語で執筆する。 主な訳書に『クールジャパン一般常識』(クールジャパン講師会)。

桟橋から船でチェックイン。イルカも暮らす能登の名湯「和倉温泉」
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