2019年が登頂ラストチャンス。世界遺産「エアーズロック」で奇跡の体験

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2019/03/06

いまがラストチャンス。エアーズロックへ行こう!

image by:David Greene/Shutterstock.com

2019年10月26日以降、ウルルに登ることはできません。もし登った場合、実刑2年と罰金が課せられるという重大な違法行為になってしまいます。

2019年3月現在、残るはあと8カ月。ウルルに登るラストチャンス、思い切ってオーストラリアへの旅を計画してみましょう!

1.ウルルへの登頂はツアー参加が望ましい

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ウルルはアボリジニたちにとって重要な聖地のため、その日訪れてすぐに登ることは難しく、登頂したい方はツアーへの参加が望ましいです。

ツアーに参加することでガイドから色々な話を聞くこともでき、アボリジニたちのウルルへ対しての思いへの理解も深まります。

また、個人での登頂はやはり危険がつきまといます。傾斜45度のところもあるウルルは、軽い気持ちで登頂をすることはできません。

頂上まで登るとなると2、3時間は要します。加えて過去には滑落事故も起こっていることを必ず頭の片隅に置いてくださいね。

ただの登山ではなく貴重な聖地へ足を踏み入れさせてもらっているという気持ちと、危険と隣り合わせだということを、決して忘れないようにしましょう。

2.登頂にはさまざまな条件が必要

image by:Jordi Latu/Shutterstock.com

登頂が許可されるのは、さまざまな条件が整ったときだけ。しかしツアーに参加しても、以下の項目があると登ることはできません。

  • ・強風(風速25ノット以上の予測がある)
  • ・3時間以内に雨の予報がある
  • ・気温が36度以上
  • ・5%以上の雷予報がある

登頂不可の条件は、自然によるものがほとんどです。例えば登頂途中に雨が降り出してしまった際は、すぐに下山を迫られます。


それほどウルルへの登頂は厳しく制限されているのです。本当に運良く条件に恵まれた時のみ登ることができると覚えておきましょう。

3.登らなくても楽しめる!

聖地であり、守るべき自然の宝でもあるウルルは、インターネット上で「ウルルには登るべきではない」との意見もたくさんあり、個人の考えで「ウルルには登りません」と書かれたTシャツを着ている人もいます。

カタ・ジュタ image by:Maurizio De Mattei/Shutterstock.com

ウルルは広大なウルル=カタ・ジュタ国立公園内にあり、周辺にはアボリジニの壁画や36個の大きな岩石群である「カタ・ジュタ」など見どころもたくさんあります。

image by:Boyloso/Shutterstock.com

「登って頂上から景色を見られないなんて」と考える必要はありません。夕日や朝日に照らされるカタ・ジュタや、麓から見上げるウルルも「ここが世界の中心かもな」と思わせてくれる絶景ですよ。

登頂に関してはさまざまな意見がありますが、許可されているのはどちらにせよあと数カ月。運良く登頂できる日であれば、敬意と感謝の気持ちを忘れず、一生の思い出に登ってみてはいかがでしょうか。

image by:Serge Goujon

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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