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白鳥と湖畔でいい湯だな。混浴野天もある温泉天国「屈斜路湖」エリア

小林繭
小林繭
2019/02/15

温泉ホッピングはまだまだ続く

白鳥を眺める温泉体験で夢見心地になりすっかり満足かもしれませんが、せっかく屈斜路湖温泉に来てそれだけで帰るのはもったいなさすぎます。

というのも、掘ればどこでも温泉がでそうな勢いのこの湖周辺は、泉質も実にバラエティ豊かに富んだ火山ならではの上質湯の宝庫。火山活動が生む神秘を体感するためには、温泉ホッピングを楽しまない手はありません。

「コタンの湯」外観

共同浴場をはじめとし、宿の立ち寄り湯がわんさかあるなかで、おすすめしたいのが先出の「コタンの湯露天風呂」の横にある「コタンの湯共同浴場」です。

共同浴場「コタンの湯」

こちらは露天風呂のほうと同じ泉質ですが、内湯で男女別なので人の目を気にする必要なく、純粋に温泉の質を楽しめるのがいいんです。ナトリウム-炭酸水素塩泉のここの湯は少し石油臭があるのが特徴です。

鄙びた雰囲気がたまらない

初めて入る人はちょっとびっくりするかもしれませんが、このアブラ臭慣れてくるとなかなかのもの。温泉好きにとってはクセになるお湯とも言えます。

さらりとした透明無臭のお湯では得られないなんともいえない満足感を五感に与えてくれるので、ぜひゆっくりとお湯を堪能してみてください。

image by:Do Photo

さらに、「和琴温泉」のそばにある「三香温泉」も、上質湯としてファンが多い温泉です。

こちらは宿泊施設の立ち寄り湯になり、広々とした露天風呂でほのかにモール臭ただよう弱アルカリ性単純泉の優しいお湯を楽しめます。人目を気にせず露天を楽しみたいならこちらがおすすめです。

image by:photolibrary

また子ども連れであればぜひ訪れたいのが「砂湯」の温泉ポイントです。湖岸の砂を10センチも掘れば暖かな湯が沸いてくる場所なので、「砂場」と呼ばれています。


夏は水着のまま砂を掘ってDIYの温泉を楽しむことができるので、大人気のスポットとなっています。さすがにこの時期は人影もまばらですが、基本的に子どもは砂遊びが大好きなので、地球のミラクルを体験させてあげるには最高の場所です。

湖岸には足湯があるので、大人は足湯でのんびりあたたまりながら、しばし砂遊びをさせてあげたらいかがでしょうか。

迫力あふれる地球の息吹を感じたい!

硫黄山

さて、もうひとつ温泉ホッピングの合間に寄り道してほしいスポットが「アトサヌプリ」、別名「硫黄山」とも呼ばれる現役の活火山で、屈斜路湖と摩周湖の間にある川湯温泉の源です。

迫力あふれる火山活動を見ることができるので、人気の観光スポットとなっています。

もうもうと煙をあげる硫黄山

車から降り立つと、あたり一帯はものすごい硫黄臭に包まれ、靴底を通して大地の暖かさが伝わってくることに地球の鼓動を感じるはず。

近づいて行くごとに点在する鮮やかな黄色に染まったむき出しの岩肌がハッキリ見え、無数にある噴気孔からものすごい勢いで噴き出す火山ガスの様子は、まるで地獄絵図を思わせる形相です。

すぐそばにまで行って噴煙を見ることができるので迫力満点

噴煙がダイナミックに立ち上り、目の前の視界を遮っては風に消え、また真っ白な煙が立ち込めることの繰り返し。その様子はもはやモウモウどころではなくゴウゴウと表現するのがピッタリで、スケールの大きさはさすが北海道。

こんなに間近に地球の鼓動を感じられるワイルドさがたまりません。温泉の恵は、古代の昔から繰り返されているこの火山活動の恩恵によることを改めて深く感じるはずです。

砂湯から臨んだ屈斜路湖 image by:photolibrary

真っ白に凍る湖といい、優美な白鳥たちの姿といい、猛々しい噴煙をあげる地獄山といい、フォトジェニックな魅力にあふれる真冬の道東。図らずともSNS映えもバッチリです。

寒い冬の間に、ほっこりと癒される魅惑の屈斜路湖温泉の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

小林繭

東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。沖縄、ハワイ、島、旅モノやロハスネタを発信中。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。

白鳥と湖畔でいい湯だな。混浴野天もある温泉天国「屈斜路湖」エリア
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