平成最後の春休み。学生人気を集める海外旅行先TOP10
第5位 カサブランカ/モロッコ(前年比261.5%)
5位にはモロッコの「カサブランカ」がランクインしました。モロッコ最大の都市、また同国の商業・金融の中心地で、さらにアフリカ有数の世界都市でもあります。
1956年にモロッコのフランスからの独立を機に、カサブランカはモロッコ最大の都市として繁栄し、世界各国から観光客が訪れています。
ララミリアム・ビーチ、モロッコモール、ハッサン二世モスク、タヒチクラブなど数多くの観光スポットが存在します。また、「気の瞳に乾杯」の名セリフで有名な映画『カサブランカ』の舞台でもあります。
第4位 パリ/フランス(前年比296.3%)
4位にランクインしたフランスの首都「パリ」は、ロンドン、ニューヨーク、香港、東京などと並ぶ世界トップクラスの世界都市です。日本でも古くからあこがれの街として有名で、世界の文化やファッションの発信地でもあります。
都心部で歴史的な建物を多く観ることができ、ルーヴル美術館、ポンピドゥーセンターなどを始めとした一流の美術館で厖大な数の一流の美術品が並びます。
また世界最古のバレエ団や、世界で最も古くから存在している劇団などの公演を楽しむことも可能です。
第3位 グアム/アメリカ(前年比305.1%)
3位の「グアム」はリゾート地として人気が高く、政府観光局がPR活動に力を入れており、Instagramを利用したキャンペーンや、同局の公式インスタグラマーに女性人気アイドルグループのメンバーを採用するなど、若い層に響くPR活動を行っています。この活動が、今回の学生への人気上昇につながったのではないでしょうか。
また、2018年7月より韓国のLCC済州航空が関西(大阪)-グアム線を就航させ、同年の12月には同じく韓国のLCCティーウェイ航空が名古屋-グアム線を就航させました。このため、低価格で旅行へ行くことが出来る点も、学生からの人気が上昇した要因のひとつでしょう。
第2位 イスタンブール/トルコ(前年比375.0%)
2位にはトルコ「イスタンブール」がランクインしました。トルコ最大の都市であり、経済・文化・歴史の中心地です。
また、トルコでも最も重要な観光スポットのひとつでもあり、世界遺産であるトプカプ宮殿、ハギア・ソフィア大聖堂、ブルーモスクなど数多くの観光スポットが存在します。
2018年には、世界最大規模となる新空港が開港しました。10連休となる2019年のゴールデンウィーク期間中は、現在運航中の東京(成田)-イスタンブール線を計6往復増便することを発表しており、日本からの旅客が増加傾向にあります。
第1位 ミラノ/イタリア(前年比450.0%)
そして、1位に輝いたのはイタリアのミラノです。ミラノは、イタリア全土では首都ローマに次ぎ第2位、北部イタリアにおいては最大の都市で商業、工業、金融の中心で、観光地としても名高い街です。
スフォルツァ城(スフォルツェスコ城)、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア、モンテナポレオーネ通り、ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)、大聖堂広場など数多くの観光スポットがあります。
2018年10月よりアリタリア航空と全日空のコードシェア便の運航が始まり、日本の各空港からイタリアへの航空券の購入の利便性が向上しました。
今回のランキングでは、上位10位中5カ国がヨーロッパという結果になりましたが、これは日本からヨーロッパへの渡航の選択肢が増えている結果だと思われます。今後も直通便などが増えることにより、人気の国々のランキングは変わっていきそうですね。
source:PR TIMES
image by:danm12/Shutterstock.com(カサブランカ)
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