SNSで人気を集めてグッズになったり、駅長になったりと大活躍（？）の各地の猫ちゃんたち。気が向いたときだけ寄ってきたりこなかったりと、いわゆる「ツンデレ」と呼ばれる猫に振り回されたい猫ラバーな方も多いかと思います。かくいう筆者も、そんな猫ラバー、猫さまの召使いな一人です。

そして、そんな可愛い猫ちゃんたちが看板になっているスポットが、全国にはたくさんあります。

今回、旅行予約サイト「楽天トラベル」が同サイトに登録する全国43の宿泊施設からエントリーされた看板猫から、楽天会員4,500人の投票により「2019年全国の宿 自慢の看板猫ランキング」を決定しました。さて、どんな看板猫ちゃんや宿泊施設なのか、さっそく見ていきましょう。

第5位 農家民家　ニャンバーワン「幸（コウ）」／鹿児島県

第5位には、179票を集めた鹿児島県「農家民家　ニャンバーワン」の「幸（コウ）」がランクインしました。幸は、なんと御年17歳の猫さまです。もとは迷子猫だったそうですが、弾力のあるしっかりした毛並が自慢です。

幸には同じ白猫の相棒猫「福」がいます。つまり2匹合わせて「幸福」というわけです。よく親子に間違えられるようですが、残念ながら他人（他猫？）です。

幸福コンビがいる「農家民家　ニャンバーワン」は、打掛や帯、民芸タンス等が飾られたレトロな雰囲気が漂う、広さ12畳（6畳2部屋での使用も可能）のゆったりとした和室が自慢の宿です。

宿のご主人は女性で、もともとは転勤族でしたが故郷の鹿児島に帰り、主人の実家で農家民宿を始めたそうですよ。ちなみに2匹の看板猫だけではなく、看板犬までいるので、動物好きにはたまりません。

第4位 草津温泉　中村屋旅館「大吉」／群馬県

第4位には、217票を集めた群馬県の「草津温泉　中村屋旅館」の「大吉」がランクインしました。同旅館は大吉をはじめ、「コタロウ」、「ヤマト」、「サスケ」、「リュウ」の5匹の看板猫「なかにゃんず」が出向えてくれることで有名です。

そしてこのなかにゃんずは、全員イケメンの男の子たちなのです。

中村屋旅館は、なかにゃんず以外にももちろん温泉が魅力です。七竈、岩鏡、白根葵、駒草、石楠花の5つの貸切御座敷風呂や、群馬ならではの食材を盛り込んだ囲炉裏御膳など、楽しみが満載の旅館です。

第3位 いちいの宿「ひぐま」／北海道

第3位には、北海道の「いちいの宿」の「ひぐま」が249票を集めランクインしました。ひぐまはフワフワとした毛並みが特長の黒猫で、一昨年の14位から3位に躍進しました。呼ぶと駆け寄るとても人懐っこい性格で、宿泊客の人気を集めています。

旭川動物園に近くにある「いちいの宿」は、地元産のバラ風呂を提供する旅館です。館内のいたるところに飾られたバラが優雅な香りを漂わしています。

また、ひぐま以外にも可愛い猫ちゃんたちがたくさんいることでも人気です。

第2位 別府温泉 新玉旅館「ミルク」／大分県

第2位には、324票を集めた大分県の「別府温泉 新玉旅館」の「ミルク」がランクンしました。ミルクはなんと4年連続のランクインで、その人気の高さがうかがえます。

別府温泉 新玉旅館は別府八湯の一つ浜脇温泉内に建ち、40匹の猫が暮らす珍しい宿です。なかでも一番人気のミルクは人の背中に乗ってマッサージする特技の持ち主として、話題を集めています。

宿泊プランのなかにも猫と触れ合うことができるコースがいくつもあり、猫好きにはたまらない旅館です。

温泉の泉質は、別府でもめずらしい「ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉」で、神経痛・関節痛・打ち身・くじき・病後回復・切り傷・火傷をはじめ美肌効果も期待できるそうですよ。

第1位 鉄輪温泉 かんなわ ゆの香「ゆず」／大分県

そして今回第1位に輝いたのは、大分県の「鉄輪温泉 かんなわ ゆの香」の「ゆず」でした。377票を集め、昨年の3位からランクアップしています。

ゆずは生後まもないころに、旅館の壁の隙間に挟まっていたところを発見・救出され、いまでは見習い女将として活躍する看板猫となりました。

別府八湯の一つに数えられる鉄輪温泉の同施設は、源泉かけ流しの良質な温泉や、鉄輪ならではの「地獄蒸し」が体験出来る、鉄輪温泉の魅力満載の旅館です。館内は大正ロマンテイストに満ちており、とても落ち着くと評判です。

どの猫ちゃんたちも可愛くて、まさに看板猫にふさわしい子ばかりですね。今度のお休みには看板猫ちゃんを目指して、癒され旅なんていうのもいいかもしれません。

source:PR TIMES

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