まるで聖堂。ローマの歴史香る17世紀の建物が「ホテル」として蘇る

Array
2019/04/23

イタリアの首都ローマは、かつてはローマ帝国の中心地でもありました。このためローマ帝国の遺構や歴史ある建造物などが多数残っており、世界的な観光地としてその名を知られ、世界中の人たちを魅了しています。

今回、ご紹介する「Eitch Borromini Palazzo Pamphil」も、その歴史感じる建造物のひとつ。イタリアの偉大な建築家であるフランチェスコ・ボッロミーニの手によって、17世紀につくられた建築物をホテルとして利用しています。

それでは早速、ローマの歴史とロマンあふれる同施設の魅力を見ていきましょう。

17世紀の歴史的建造物が、誰でも泊まれるホテルに再生


Eitch Borromini Palazzo Pamphil」は、ローマの街の中心部に位置する4星ホテルです。テラスからはナヴォーナ広場、サン・ピエトロ大聖堂、パンテオンのパノラマビューを望む最高の立地です。

まず目を引くのは、その味わい深い外観です。17世紀のバロック調の外観はまるで聖堂のようで、一見ホテルと思えません。それもそのはず、この施設を建築したフランチェスコ・ボッロミーニは、サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂など、聖堂を中心とした建築家だったのです。

外観だけでなく、内観までエレガントさであふれています。細部までこだわったイタリアンテイストを引き立てた内装には、入った瞬間きっと驚くはず。

「ただ古い」ということはなく、全室エアコン、バスアニメティ、薄型テレビ、Wi-Fiが備わっており、近代テクノロジーにも対応し、最新ホテルに引けを取らない充実さです。

さらに嬉しいポイントが、朝食を取ることができるテラスが、なんと教会のクーポラのすぐ下にあることです。ローマの朝をテラスから眺めながらの朝食は、忘れられない体験となること間違いなしです。

寒い季節は屋内で朝食を取ることになりますが、窓からは冬景色のナヴォーナ広場、サン・ピエトロ大聖堂、パンテオンを眺めることができ、こちらも忘れられない体験となるでしょう。

400年もローマの歴史を見守ってきたEitch Borromini Palazzo Pamphil。ホテル自体も、17世紀のバロック建築の雰囲気を味わえる歴史的意義のあるものです。せっかくローマに訪れるなら、ぜひとも止まってみたいホテルですね。

source:ValuePress!


※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

いま読まれてます

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。旅やお出かけに関するトレンドニュースをお届けします。

WebSite / Twitter / Facebook / Instagram / Mail magazine

エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
まるで聖堂。ローマの歴史香る17世紀の建物が「ホテル」として蘇る
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます