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日本人は休むことに罪悪感アリ。「有休取得義務化」に関する意識調査

村田由美子
村田由美子
2019/03/21

2019年4月から開始となる「年次有給休暇の時季指定義務」。この法案により「事業者は対象となる労働者に対し、1年で5日以上有給休暇を取得させる」ことが義務になりました。この施行を、世間はどのように受け取っているのでしょうか。

世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンが「20代~50代の社会人経験のある男女」を対象に「有給休暇取得義務化に関する意識調査」を実施。早速、その反応を紹介します。

日本人の有休取得率は殆どの年で最下位、休むことに罪悪感が

今回の施行の背景には、日本の有休取得率が低調のため「企業の有休取得を促進する」という課題解決の狙いがあるとのこと。これまでの調査では、日本人の有休取得率は殆どの年で最下位という結果も出ています。

有給休暇取得義務化についてどう思うか」と聞いたところ、74%の人が「嬉しい」と回答しています。

そもそも「日本人は世界で最も有給取得に罪悪感を覚えてしまう」という結果もあり、今回の法案により「気兼ねなく使えるようになる」という公務員の方や「人の目を気にすることなく有給を消化することができそう」という会社員の方の声が上がりました。

一方で、「会社自体が取れる雰囲気ではない」という製造業の方や、サービス業の方の「どうせ希望日には休めない、仕事の前倒しが面倒」という意見も見受けられます。

有給休暇を希望通りに5日間取れるとしたら「複数回に分けて取りたい」と回答した人は6割にのぼります。世界的に見ても、長期の休暇を取得していない国ほど罪悪感を感じている傾向があり、日本人の休みが短い背景には罪悪感があることが考えられますね。

さらに、6割以上の人が「有給休暇を使用して旅行をしたい」と回答しました。本案の施行後すぐに、過去最長といわれているゴールデンウィークが始まります。暦通り休める場合は10連休となり、普段行くことが難しい海外旅行などにも行けるチャンスです。

旅費が高くなるゴールデンウィークの前後に1~2日の有給休暇を取得し、一般的な祝日を外して旅行を計画すると大幅に旅費を抑えることができるのもポイント。


1日ずらすだけで、シンガポール・バリ島行きでは約2万円、韓国・ソウル行きでは約2万2,000円、フランス・パリ行きでは約3万6,000円もお得に旅行が可能となっています。

なかなか有休を取らない日本人のために登場したこの施策。これをきっかけに、日本人の有給休暇に対する罪悪感が薄くなっていくかもしれません。今後の休暇を充実したものにするために「大いに休む」ことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

source:PR TIMES

image by:GP Studio/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。 

ライター歴14年。美容師として働いていた時に出会った映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に多大な影響を受けライターへと転身、多数の現場取材やインタビューを行う。海外プレミア/レッドカーペット・イベントへ足を運ぶことがライフワーク。

日本人は休むことに罪悪感アリ。「有休取得義務化」に関する意識調査
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