外国人の人気に火がついた「業務スーパー」で、米国人が買いだめしたもの
アメリカ人が思う日本のスーパーの素敵なところ
赤:マイクさんは普段からスーパーを利用しているとのことですが、日本のスーパーのどんなところに魅力を感じますか?
マ:そうですね、アメリカのスーパーは商品一つひとつが大きくてアイスクリームでもバケツのようなサイズで売られています。それに比べると日本のスーパーの商品は食べきれるサイズだったり、1人暮らしでも使いきれる量の食材が売られているので、便利で無駄がないと思います。
赤:でも、大きいサイズの方が後々使うから良いのではないですか?
マ:たしかに冷凍食品や保存のきく食材なら良いですね。でもパンとか牛乳とか、期限内にすべて食べきれるわけじゃないので、ハワイにいる僕の母もよく使い切れなくて困っていることがありました。
赤:なるほど。使い切れないともったいないですもんね。
マ:日本の商品は小分けになっているものもあるので、保存に便利ですよね。
マ:それにカートだけでなく、買い物カゴがあるのも便利だと思いました!
赤:アメリカのスーパーには買い物カゴがないのですか?
マ:カートにそのまま入れるスタイルが一般的で、カゴとカートが一緒になっている感じです。お会計をするときはカートに入れた商品を自分たちでレジに乗せていきます。レジの台がベルトコンベアーになっているので、そこに置いていきます。
赤:そうなのですね!でも重い商品だったら、ベルトコンベアーに一つずつ乗せていくのは大変そう…。
マ:そうそう、それ大変です(笑)日本のスーパーでは、カゴをレジの台に置くだけで店員さんがスキャンしてくれますよね。とても効率的で私にとってはとてもありがたいです!あと、店員さんがとても優しいところがとても素敵だと思います。近所のスーパーではレジの人がいつも笑顔で丁寧に対応してくれるんです。
赤:アメリカのスーパーの店員さんの方がフランクな感じだと思っていました。
マ:もちろんフランクです。でも日本の接客は特段に素敵で、お客さんに対するおもてなしがとても素晴らしいと思います。混んでいても笑顔で親切に接してくれる、これは本当に日本のスーパーの魅力ですね!
赤:私たちにとって身近なスーパーにも、実は日本らしいおもてなしの心が込められているのですね。
今回、アメリカ出身のマイクさんと一緒に潜入してきた業務スーパーは、品ぞろえがとても豊富で一般的なスーパーでは手に入りにくいような輸入商品も、たくさん取り扱っていることが魅力のひとつ。
さらに多種多様な食文化をもつ外国の方でも購入しやすいよう、さまざまな国の商品を扱っているラインアップの多さも、外国人から人気を集める大きな魅力となっているのかもしれません。
意外な商品が見つかり、海外の味もゲットできる業務スーパー、ぜひみなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。
- 業務スーパー 東新宿店
- 東京都新宿区余丁町6-15
- 03-5362-7488
- 東新宿
- 9:00~0:00
- 業務スーパー 公式サイト
image by:赤池リカ
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