中世の世界に迷い込みました。フランスで最も美しい村「ペルージュ」へ

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2019/09/13

小腹が減ったら名物ガレットに舌鼓

image by:Shutterstock.com

フランスにおいてガレット(Galettes)というとブルターニュ・ノルマンディー地方発祥の蕎麦粉のクレープが有名ですが、ペルージュのガレットは全く別物。小麦粉で練った生地にバターと砂糖を乗せて焼いたシンプルなお菓子です。

 

バタークッキーをピザにしたようなイメージで、ほんのり甘い香りと素朴な味が特徴です。ロンド通りにあるベーカリーや、メニューにガレットがあるレストランで食べることができます。

テイクアウトもできるので、歩いた後の休憩でおやつとして食べるのがおすすめです(しっかりとした食事にはちょっと物足りないかも)。村の名物なので、ぜひ味わって帰って下さいね。

旅行後に「おいしすぎて、あの味が忘れられない…!」と思ったら、ペルージュの公式ホームページに行くとレシピが公開されているので、自宅でチャレンジできますよ。

ペルージュでイベントを楽しもう!

ペルージュはリヨンからアクセスがしやすいため、ハイシーズンには世界中から多くの観光客が集結。また、時期によってさまざまなイベントが毎年開催されています。

4月にはイタリアに起源のある村らしく中世イタリアの衣装や仮面を纏った一団が村を練り歩くベネチアン・パレード(Parade Venitienne)、5月には職人たちの名残りを継承したクラフトマーケット(Marche de la Creation)。夏場は三銃士や中世フランスをモチーフにしたショーなどが行われる中世祭り(Fete Medievale)が開催されています。

image by:Pierre Jean Durieu / Shutterstock.com

ほかにもクリスマスの時期には小さなクリスマスマーケットやミニコンサートがあったり、繁忙期には村の展示館やギャラリーなどでクラフト教室やカリグラフィー教室なども開催されます。イベントに合わせて行くと、より村の雰囲気を楽しめるでしょう。

ペルージュへのアクセス

ペルージュ訪問の拠点になるのはリヨン(Lyon)です。リヨンはフランス第2の都市なので、パリなどの大都市から飛行機や列車で容易にアクセスできます。

パリからならば、TGV(新幹線)で2時間程度、飛行機なら1時間強ほどで、便数も豊富です。


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リヨンからペルージュへはバスか電車を利用してアクセスできます。

電車を利用する場合、リヨンのパール・デュー駅(Part-Dieu)から出ている「TER(列車)」に乗車し、最寄り駅のメクシミュー駅(Meximieux またはMeximieux-Perougesとも)で下車します。

リヨンからは直行の場合と乗り換えが必要な場合があり、所要時間は30分前後が目安です。

1時間に1~2本程度運行していて、直行便は片道8.1ユーロです。メクシミュー駅からは標識に沿って村まで徒歩20分ほどで到着します。

リヨンからバスを利用する場合は、「CarAin」が運行するリヨン中心部から出る近郊都市への中距離バスで行くことができます。

観光名所のひとつであるベルクール広場(Place Bellecour)近くに位置するギヨティエール橋(Pont De La Guillotiere)のバス停から発車する132番のバスに乗り、ビフュルカシオン・ジャンダルムリー(Bifuracation Gendarmerie)のバス停で下車、そこからペルージュまでは徒歩10分ほどです。

バス停の名前が難しいですが、万が一降り損ねても次のバス停はメクシミュー駅なのであまり心配しなくても大丈夫です。132番のバスは平日は8本、週末は2~4本運行しており、所要時間は1時間前後、料金は片道2ユーロほど。

電車で移動時間を節約するもよし、バスで田舎の風景を楽しみつつ時間をかけて行くもよし、好きなほうを選びましょう!

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中世の町並みがそのまま残っていて、映画のロケ地などにもなったフランス東部のペルージュ。その景観は、中世の雰囲気を留める村としてはトップクラスです。

個人での移動が不安という人は、リヨンから日本人向けの日帰りバスツアーも出ているので、そちらに参加することも可能ですよ。

フランスの観光地はアクセスが難しい部分もありますが多いですが、こんなに手軽に行けるフランスの美しい村はなかなかありません。

フランス旅行でリヨンを訪問する際は、ぜひペルージュまで足をのばして、フランスの田舎を堪能してみてはいかがでしょうか。

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現在は都内の旅行会社で働きつつ、週末をからめた弾丸トラベラーとして世界各国を旅するアラサー女子。

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