男女で意外な違いアリ。「令和」で絶対に行きたい国内旅行先はどこ?
2019年5月1日、平成から元号が令和へと移りました。これを機会に、改めて日本を見直す旅に出かけてはどうでしょうか。
この度、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が10代~70代の男女898名を対象に、「令和で絶対に行きたい国内旅行先」を発表しました。
1位、2位は男女ともに同じですが、5位に男性、女性の差が表れているよう。興味深いその内容、さっそくご紹介します。
令和で絶対行きたい日本旅行先トップ5:男性編
第5位 青森県
男性の第5位は、筆者としては想定していなかった「青森県」です。しかし、日本を見直すという点では最適といえるかもしれません。
本州の最北端に位置する青森県は、古代から続く日本の原風景といえる場所、祭りなどが数多く残されており、日本となる以前を感じさせます。
その代表といえるのが、青森市の三内丸山遺跡です。この遺跡は縄文時代前期中頃から中期末葉の大規模集落跡で、通常の遺跡でも見られる住居、倉庫の他に、大型竪穴住居、祭祀用と考えられる大型掘立柱建物が存在したと想定されるなど、当時の暮らしをより詳しく表すものとなっています。
第4位 京都府
男性4位の「京都府」は歴史的な寺、神社や史跡が多く、それらをめぐるだけでもすぐに時間が過ぎていきますね。また寺社仏閣だけでなく、1200年を超えて続いている古都のたたずまいが最大の魅力です。
古くからの町屋も多く残されており、連綿と続き人々の暮らしを感じることができます。周囲を山に囲まれた盆地であることから、春には桜、秋には紅葉と季節ごとにあざやかな風景を楽しむことができます。
また、芸妓さんを迎えての「茶屋遊び」は、歴史と文化を学ぶ場としても、憧れのひとつともいえそうです。
第3位 鹿児島県
男性の第3位である「鹿児島県」は、2018年のNHKの大河ドラマ『西郷どん』で一躍注目を集めました。
このドラマの影響から、鹿児島県/薩摩の歴史をもっと知りたい、西郷どんを生んだ風土を知りたいといった興味で、ランキング上位にあがったのではないでしょうか。
もちろん、桜島に代表される自然、焼酎をはじめとする「食」も魅力のひとつです。また、屋久島や奄美諸島といった島々には手つかずの自然が残されています。
第2位 沖縄県(男女同順位)
男女とも第2位の「沖縄県」は、3位以下を大きく引き離しています。沖縄は、南国ならでは気候と開放感が最大の魅力ですね。
美しい海を見ながら、ゆったりと過ごす時間は日常を忘れさせてくれます。また、親しみやすい県民性も大きな魅力です。
それぞれに魅力のある離島をめぐることになれば、繰り返し訪れることが必要となり、どんどん沖縄にはまっていってしまいますよ。
第1位 北海道(男女同順位)
第1位は男女ともに「北海道」となりましたが、沖縄、北海道の差は僅差となっています。大自然とそこから生まれる「食」は外せませんね。
北海道内には国立公園が6つ、国定公園は5つあり、それぞれのスケールも本州では見られない雄大のものとなっています。さらに、ドライブ、サイクリングにも適しています。
陸の恵みは肉、牛乳、バター、ジャガイモにトウモロコシ、海の恵みはカニや豊富な魚介類などなど。1年を通じて、その時々の旬を味わうことができます。