この恋、どうか叶いますように。縁結びの神さま「出雲大社」のめぐり方
祓社/祓橋
二の鳥居から本殿に向かう途中には、身や心を祓い清める「祓井神(はらいどのかみ)」がまつられた「祓社(はらいのやしろ)」が。さらに参道を下っていくと、けがれを祓う「祓橋(はりらいのはし)」と呼ばれる太鼓橋があります。
祓社にお参りした後、祓橋を渡り、さまざまなけがれを祓い清めてから神様のもとに向かうのがマナー。このほかにも参道脇には石碑や銅像などが数多くに置かれているので、ゆったりとした気持ちで楽しめます。
銅鳥居
本殿近くには4鳥居のひとつである「銅鳥居」が置かれています。この鳥居の近くには、出雲大社の主祭神である大国主大神と、それを仰ぎ見る因幡の白うさぎの像があります。
うさぎの像は境内のあちらこちらで楽しむことができますよ。
本殿
銅鳥居をくぐれば、いよいよ本殿。本殿には、重さ1トンにもなる大注連縄がかけられています。出雲大社の注連縄は一般的な神社のものとは逆向きになっているのが特徴です。
本殿は日本最古の神社様式である大社造で造られています。ただし、参拝客は本殿内部に立ち入ることができません。そのため、本殿の正面にある「八足門(やつあしもん)」で拝礼を行ないます。
なお出雲大社の礼拝作法は、二礼四拍手一礼なので注意してくださいね。
そして、「須佐之男命(スサノオノミコト)」を祀っている「素鵞社(そがのやしろ)」。素鵞社は、本殿の後方に建っています。須佐之男はヤマタノオロチ退治で有名で、そのパワーを感じることができるスポットして注目を集めています。参拝した後に、ぜひ足を運んでみてくださいね。
出雲大社に限らず神社へのお参りに際しては、基本的な作法を守りましょう。参拝前の手口のお清め、参拝の時に二礼二拍手一礼(出雲大社では二礼四拍手一礼)はもとより、神様が通る参道の端を歩くことも大切です。そうそう、くぐる前の一礼も忘れずに。
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