壮大な自然、世界上位の安全性。初心者こそ行きたい「カナダ旅」の基本

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2019/11/17

気候と服装に関する注意点

カナダは横に長く幅広い国であることから、それぞれの地域で気候がかなり異なります。

比較的温暖な太平洋側から、スキーの聖地であるバンフやロッキー山脈などのある豪雪地帯、トロントなどマイナス20度にもなる極寒の地域もあります。

今回は、特に人気の高い3つの観光地の気候を詳しく見ていきましょう。

バンクーバーの気候

image by:Stephanie Braconnier / Shutterstock.com

バンクーバー」は、日本人をはじめアジア人旅行者や移住者が比較的多く、英国・エコノミスト誌が発表する「世界の都市安全性指数ランキング」でも上位に選ばれる、いわば住みやすい街です。

気候は温暖で、冬は寒すぎず、夏は暑すぎず、日本よりもすごしやすいと感じるでしょう。

ただ、バンクーバーにはレインクーバーとよばれる雨が多い時期があります。この時期に旅行に行く場合は、折り畳み傘を忘れずに持っていきましょう。レインコートや防水加工の施されている靴もおすすめです。

トロントの気候

image by:Canadapanda / Shutterstock.com

首都のオタワにも近く、大都市と多民族の暮らす町並みを見ることのできる「トロント」ですが、冬場は寒さが厳しく氷点下になる地域です。寒いというよりは痛いという感覚になります。

降雪量も多いので防寒と雪対策が必須。寒さが苦手な方なら、なるべく冬場を避けて観光に行くことをおすすめします。一方で、夏場は湿度が高く蒸し暑い気候です。


イエローナイフの気候

image by:Ken Phung / Shutterstock.com

イエローナイフ」はオーロラで有名な地域とあって、極寒の地。なかには、オーロラを撮影しようとしたカメラが凍って壊れてしまった、という話もあります。

氷点下に耐えられる防寒具が必要になります。オーロラツアーに参加する場合は、現地でレンタルが可能な場合もあります。事前にチェックしておきましょう。

image by:Shutterstock.com

オーロラというと冬の現象と思われがちですが、実はイエローナイフは夏場でも、一年中オーロラが見られることで知られています。

行き先の気候をしっかり確認してから、服装や持ち物の準備をすることをおすすめします。また、異なるエリアへ旅する場合は、それぞれに応じた服装を用意しておきましょう。

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