子宝や安産、子育てにご利益のある神社・寺は全国各地に点在しています。なかには赤ちゃんに母乳を与える胸の発育にご利益のある神社など、胸にまつわるパワースポットもたくさん。

そこで今回は、全国にある子宝や安産、胸の発育などにご利益のあるパワースポットをいくつかご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

乳神神社（浦幌神社）／北海道十勝郡

北海道十勝郡にある「浦幌神社」のなかにある「乳神神社」は、子宝や安産、良縁、婦人病の病気平癒の守護神として地元の人たちに信仰されています。

由来は大正時代に遡り、ある老人が女性の乳房のような形をした2つのこぶを持つ木を見つけました。その老人は「孫のために母親に乳が授かるように」と願ったところ、その願いが成就。以降、この木をご神体として授乳信仰が始まりました。

そのご神体は残念ながら1962（昭和37）年の台風により、倒れてしまいましたが、2つのごぶが残ったため、現在では祠にそのこぶがご神体として祀られています。アクセスはJR札幌駅から特急で約3時間30分ほどです。

間々観音／愛知県小牧市

愛知県小牧市にある「間々（まま）観音」は、日本唯一の「お乳のお寺」として有名です。お寺の本尊の千手観音像には授乳の願いにご利益があるとされています。

境内には巨大な胸の形をした手水舎や線香立てが設置されているのが特徴。この手水舎は乳房から水が出ており、観音堂横には乳房の形をした絵馬がたくさん奉納されています。

アクセスは、こまき巡回バスおよび名鉄バスの「間々乳観音前」バス停留所で下車して徒歩約8分です。

阿伏兎観音／広島県福山市

広島県福山市にある「阿伏兎（あぶと）観音」は、正式には「磐台寺」といいます。この観音堂は国の重要文化財に指定されており、岬の一番先に作られているのが特徴。

もともとは海の航海の安全を願って建てられましたが、いつしか安産祈願も加わり、現在では子授け・安産祈願で知られます。

とにかくその絶景は素晴らしいもので、浮世絵の題材にもなったほど。この絶景と安産祈願のために多くの人が訪れるパワースポットです。アクセスは、JR山陽本線松永駅より鞆車庫行バス阿伏兎観音入口で下車し、徒歩約15分ほど。

おっぱい岩／熊本県天草郡

熊本県天草郡の坂瀬川では、干潮時に直径は約1.5mの乳房にそっくりな形をした「おっぱい岩」が見られます。

岩に触ると「胸が大きくなる」「母乳がたくさんでる」といったご利益があるのだとか。この岩は海水の浸食などによって作られたとされており、干潮時にしか見られないため注意が必要です。

アクセスは熊本市から車で約2時間30分、苓北町役場から車で約10分ほど。

神社から奇岩まで、さまざまな胸にまつわるパワースポットをご紹介しました。場所によっては時期や時間が限られているところもありますが、訪れた際はありがたいご利益を授かりたいものですね。

• image by:photoAC
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