哀愁の色づき。美しい紅葉を楽しめる関東近郊の「ロープウェイ」9選

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2019/10/11

「秋の夕日に、照る山紅葉」、おなじみの童謡『もみじ』の一節です。山を彩る紅葉は時間をかけてゆっくりと色づいていきますが、高いところから見下ろすといつもとは違った光景を楽しむことができるのです。

そこで今回は、関東近郊で「紅葉を見ることができるロープウェイ」をご紹介します。場所によって見ごろが異なるのでぜひチェックしてみてくださいね。

 

明智平ロープウェイ/栃木県日光市

見ごろ:10月中旬~下旬

image by:photolibrary

栃木県日光市にある「明智平ロープウェイ」は、東武バスの明智平バス停近くの明智平駅と展望台駅を結んでいます。所要時間は約3分で展望台は標高1,373mの高さ。中禅寺湖、男体山、華厳の滝などを見渡すことができます。

特に「華厳の滝」の水が中禅寺湖から流れ落ちているようすがよく見え、興味は尽きません。滝のまわりに広がる紅葉も、視界をおおうばかり。反対の東側に広がる屏風岩や遠くの筑波山の紅葉もよく見えますので、お見逃しなく。

筑波山ロープウェイ/茨城県つくば市

見ごろ:9月下旬〜10月中旬

「茶臼岳」の紅葉 image by:photoAC

筑波スカイライン終点であるつつじヶ丘駅と女体山駅を結ぶ「筑波山ロープウェイ」の所要時間は約6分。ツタ、ナラ、ブナ、クヌギ、モミジなどの紅葉が女体山駅の近くで鮮やかな色を見せます。筑波山にはケーブルカーもあり、こちらの路線も紅葉のスポット。発着駅の宮脇駅やその近くの筑波山神社も紅葉の名所です。

那須ロープウェイ/栃木県那須町

見ごろ:9月下旬〜10月中旬

image by:とちぎフォトライブラリー

那須ロープウェイ」は、那須岳(茶臼岳)7合目の山麓駅と9合目の山頂駅を結ぶロープウェイです。所要時間は約4分ほどで、茶臼岳や朝日岳で色づくモミジ、ナナカマド、ドウダンツツジなどを一望できます。

活火山である茶臼岳が噴き上げる噴煙や、紅葉にまじるクマザサなど緑とのコラボレーションも見どころ。眼下の那須野が原の広大さにも目を向けましょう。


箱根ロープウェイ/神奈川県箱根町

見ごろ:11月上旬〜下旬

image by:photoAC

強羅温泉にある早雲山駅と芦ノ湖畔の桃源台駅を結ぶ「箱根ロープウェイ」からは、大涌谷の紅葉と噴煙をセットで鑑賞することができます。ヤマボウシ、ミズナラ、イロハモミジなど美しく色づいた紅葉を堪能できるのも見どころのひとつ。所要時間は約20分。紅葉を眼下に見下ろす気分は申し分なしです。

また桃源台駅に近づくにつれて姿を鮮やかなものにする、芦ノ湖畔の紅葉も見逃せません。


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