きっと、ずっと忘れられない。心揺れる「赤」の絶景5選
「赤」という色に、人は惹きつけられます。見た人に強烈なインパクトを与え、記憶に残す。今回は、一度訪れたら忘れられない5つの「赤い絶景」を世界中からピックアップしてご案内します。
ペトラ・バイ・ナイト/ヨルダン
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ヨルダンにある「ペトラ遺跡」は、世界遺産にも登録されている観光スポットです。同所では「ペトラ・バイ・ナイト」と呼ばれる夜のイベントが開催されています。
イベントが行われるのは、この遺跡の最大の見どころともいえる「エル・カズネ(宝物殿)」の前の広場。キャンドルに照らし出される神秘的な神殿を前に、音楽やショーを楽しむことができますよ。
ナスィーロル・モルク・モスク/イラン
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イランのシーラーズにあるモスク「ナスィーロル・モルク・モスク」は、1876年から1888年にかけて建てられました。建設したのは時のガージャール朝の統治者「Mirza Hasan Ali」です。
このモスクの特徴は、ピンク色のタイルが多用されていること。そのため、「ピンクモスク」とも呼ばれています。
内部には、赤を基調とした色とりどりのステンドグラスが数多く見られます。ステンドグラスは朝陽が差し込んで内部が赤く照らされるように設計されており、その美しさは思わず息を飲むほどです。
地獄の扉/トルクメニスタン
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中央アジアにあるトルクメニスタン共和国のダルヴァザ村にある「地獄の扉」は、1971年以来40年間以上も天然ガスが真っ赤に燃え続けている地域。観光地として有名なこの場所には、多くの人が訪れています。
砂漠を歩くと、突然現れる炎が燃え盛る大きな穴。その光景はまさに地獄そのもの。地元の住民たちはここを「地獄の扉」、あるいは「地獄の門」と呼んでいるそうです。
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そもそも、この「地獄の扉」は、1971年にソ連の地質学者が天然ガスを発見しことが発端でできた場所なんだとか。地盤調査の過程で落盤事故が起き、直径50~100mにもなる穴が開いてしまいました。
穴からはガスが漏れ出し、非常に危険な状態。何とかガスを消費させるために、火を点けたことでこの地獄が生まれました。この炎は、40年以上経ったいまでも真っ赤に燃え続けているのです。