きっと、ずっと忘れられない。心揺れる「赤」の絶景5選

2019/10/14

アメリカのアリゾナ州にある「アンテロープ・キャニオン」は、ネイティブアメリカンのナホバ族の居住地にある渓谷です。

アッパー・アンテロープ・キャニオンとロウワー・アンテロープ・キャニオンというふたつの岩層からなっており、岩の通路のような形状が魅力的なスポット。これは、長期にわたる風や雨水の浸食によって形成されてきた自然からの贈り物です。

そして、太陽の光がこの渓谷に差し込むとき、地層が真っ赤に染まり幻想的な雰囲気を醸し出します。天から差し込む太陽の光の筋は非常に美しく、訪れた人の心をも照らします。ただし、ここは鉄砲水の被害も多いため注意が必要です。

日本が誇る「赤」といえば、山口県長門市にある「元乃隅稲成神社」です。日本海側の海沿いにあるため、航海安全、大漁はもとより商売繁盛、良縁、子宝といろんなご利益があるとされています。

この神社は、島根県津和野町の「太皷谷稲成神社」から分霊され、建設されたもの。そのため、「稲荷」ではなく「稲成」の字を充てています。

この神社の最大の見どころは、123基の真っ赤な鳥居。100m以上にわたり並んでいる光景は、まさに壮観。アメリカのニュース専門放送局、CNNにも「日本の最も美しい場所31選」のひとつとして選ばれました。

白、黒、青、緑…私たちが普段目にする色のなかでも、「赤」は特に強烈なインパクトを残します。今回ご紹介した観光地も、一度訪れたらきっと忘れられない景色となることでしょう。あなたも、世界のさまざまな「赤」を探す旅に出かけてみませんか？

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