「まとまった休みは取れないけど、非日常を楽しみたい」「子どもが小さいから国内旅行の方が安心…」という人におすすめしたいのが、海外の町や村をコンセプトにした国内のリゾート＆テーマパーク。

日本でありながら、外国を旅した気分が味わえるスポットは、訪れるだけで異文化を体験できること間違いなし。週末旅行でも楽しめる「日本の海外」を、ぜひチェックしてみてくださいね。

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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

カナディアンワールド公園／北海道芦別市

豊かなカナダのような自然を体験できるのが、北海道にある「カナディアンワールド公園」です。

かつてはカナダをモチーフとしたテーマパーク「カナディアンワールド」として開業。その後、閉園し、現在の公園として運営されています。冬は休業となりますが、春からは営業が再開され、美しき新緑があふれる施設です。

さらに名作『赤毛のアン』の舞台となった、19世紀の街並みを再現。「アンの家」としてレプリカの家も展示されています。

ほかにも散策に最適な街並みが広がり、自然とあわせて楽しむことができるので、子ども連れはもちろん、友人同士での旅行にもおすすめです。

スパリゾートハワイアンズ／福島県いわき市

国内屈指のスパリゾートとして、日本各地から多くの人が訪れている「スパリゾートハワイアンズ」。福島県いわき市に位置しており、温水プールや温泉、そしてホテルを併設しているためまさに一日中レジャーを楽しめるリゾート施設です。

温泉はいわき湯本温泉の名湯。さらに温水プールはどんな天候でも体験可能な屋内プールという、まさに年中遊べるといっても過言ではありません。

そしてもうひとつの見どころが、通称フラガールとしても有名な「スパリゾートハワイアンズダンシングチーム」です。

ダンサーたちによる素晴らしいパフォーマンスを鑑賞しながら、まるで常夏のハワイのような体験ができる、一石二鳥以上の楽しみ方ができる施設ですよ。

東京ドイツ村／千葉県袖ケ浦市

千葉県袖ケ浦市にある「東京ドイツ村」は、子ども連れからも絶大な人気を誇るテーマパークです。

東京ドームの約19倍という広大な敷地に、芝生広場をメインにしたアミューズメントエリア、こども動物園、わんちゃんランド（ドッグラン）、収穫体験エリア、フラワースポットなどがあり、アトラクションも豊富で一日中楽しめます。

訪れる人を和ませてくれる四季折々の花々や冬季のイルミネーションも魅力のひとつ。イルミネーションは「関東3大イルミネーション」に認定されるほど。

また場内には、ドイツ料理やドイツビールを楽しめるレストラン・ショップもあり、夏季にはビアガーデンが実施されています。

志摩スペイン村／三重県志摩市

三重県志摩市にある「志摩スペイン村」は、テーマパーク「パルケエスパーニャ」、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設からなるリゾート施設です。

リゾートのテーマは「こころの再発見」。ゆとりあるおおらかな暮らしをしているスペインをイメージした環境、施設、料理で、自分を見つめ直してほしいという思いが込められているようで、訪れる人々の心を解放してくれます。

テーマパーク「パルケエスパーニャ」では、「ピレネー」というスペインとフランスの国境にあるピレネー山脈をイメージした世界一の長さを誇るコースターが有名です。本場さながらのフラメンコショーも見逃せません。

志摩地中海村／三重県志摩市

お次も、三重県志摩市にあるリゾート施設。「志摩地中海村」は、もともと会員制の別荘地だったものを、地中海沿岸のリゾート地風に再現したホテル群です。

敷地面積は約3万3,000平方メートル。この広大な敷地のなかに、スペインのアンダルシア地方やカスティーリャ地方、イタリアのサルデーニャ島の町並みがつくられています。

その完成度はまさに現地そのもの。それもそのはず、スペインの有名デザイナーがデザインしているそうです。

英虞湾を望む静かな半島に、宿泊施設はもちろん、レストランやカフェ、体験工房などがそろっており、クルーズ船に乗って優雅な時間を堪能することもできます。

うえのドイツ文化村／沖縄県宮古島

沖縄県宮古島市にある「うえのドイツ文化村」は、旧上野市とドイツの交流を記念してつくられたテーマパークです。

1873年7月に宮古島の沖あいで座礁したドイツの商船を島民たちが救助した縁で始まった宮古島とドイツの交流。

同所は、そんなドイツの古城マルクスブルク城をモデルにした「博愛記念館」を中心に、宿泊施設や子ども向け施設、レストランなどからなっています。

また「博愛記念館」では、中世ドイツのロマンチックな雰囲気の中で結婚式を挙げることができるのだとか。島とドイツの雰囲気の両方を味わえる宮古島、さらに行ってみたくなりますね。

日本国内には、まだまだ海外気分を味わえるテーマパークやリゾートがたくさんあります。文化や言語の壁のない日本国内で、お得に海外を旅した気分を味わってみるのもよさそうですね。

• image by:Stray Toki/Shutterstock.com
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