韓国の「ラブランド」はかなり刺激的。日本ではありえない世界のテーマパークたち
旅の行き先として、温泉や絶景の景勝地、歴史的建造物などがあげられると思います。ほかには、遊園地やテーマパークを旅の目的地にする人もいるはず。
そんな「テーマパーク」ですが、世界にはちょっと変わったところも存在しており、まるで日本ではありえないような不思議な場所も。
そこで今回は、韓国からヨーロッパ、中東にいたるまで、いろいろなテーマパークをご紹介しますので訪れる予定の人は旅の行程に組み込んでみてはいかがですか?
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
ワインの博物館/フランス
最初は、フランスのボルドーにある博物館「Cite du Vin」です。
「おいおい、遊園地じゃないの?」といきなり突っ込みが入りそうですが、このワイン博物館は博物館といいながら、視覚・嗅覚・触覚・味覚など五感をフルで使ってワインを学べる体験型施設なので、大人にとってはさながらテーマパークのような場所。
実際、古代のワイントレーダーになりきるボートライドのような体験もありますし、博物館という名前にとどまらない体験施設なのですね。
誕生は2016年。ボルドーの中心地から徒歩約40分ほど離れた場所につくられた現代的な建物で、紀元前6000年から現在にいたるワインの歴史を、革新的なテクノロジーを用いた展示物の数々で体験できます。
もちろん試飲も可能で、オフィシャルのショップでは、フランス国内300を超えるワイナリーと、世界76カ国のワイナリーから取り寄せたワインを購入することも。館内のレストランでは、50カ国・500銘柄のワインリストからワインが楽しめます。
なんだか博物館というと、すごく古臭くて重厚な感じがしますが、こんなに現代的で刺激的でおいしい博物館が日本にもあれば最高ですね。
建設機械の遊園地/イギリス・アメリカ
次は、イギリスとアメリカにある「ディガーランド」です。ディガーとは英語で、diggerと書きます。意味は「掘る人」だとか「掘削機」といった感じ。
どんなテーマパークかといえば、ショベルカーだとかトラックなど実際に操縦できたり、間近に眺められたりと、重機を身近に感じられる場所です。
さらに、ショベルカーのショベル部分を客席にした絶叫マシンに乗れたり、ショベルカーのショベル部分を展望台にしたアトラクションを楽しめたり、小型のダンプカーなどをレース場で操縦できたりと、テーマパークとしての側面を強調した体験も数多く用意されています。
インターネット上の評価も極めて高く、トリップアドバイザーでは、5つ星満点で4.5星の評価を得るほど。ファミリー層からは絶賛の声もあがっていました。
ちなみに、ディガーランドの経営はJCBです。クレジットカードの国際ブランドではなく、建設機械、および農業機械の製造を手掛けるイギリス拠点の多国籍企業です。
とはいえ園内には、日本のコマツの建設機械もあるみたいですから、家族でも楽しめる場所ではないでしょうか。訪れたらぜひ探したいですね。