韓国の「ラブランド」はかなり刺激的。日本ではありえない世界のテーマパークたち

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2023/03/31

原子力発電所のテーマパーク/ドイツ

image by:fokke baarssen/Shutterstock.com

次は、環境先進国のドイツの西部、オランダとの国境近くにあるドイツらしいテーマパーク「ワンダーランド・カルカー」です。

どんな場所かといえば、稼働許可が下りなかった「カルカー原子力発電所(高速増殖炉)」を買い取り、テーマパークとして1994年に再利用しオープンさせた遊園地です。公式ホームページのキャッチコピーは、

<Welcome to the Energy Factory>(公式ホームページより引用)

です。

直訳すると「エネルギー工場へようこそ」といった感じに思えますが、実際は遊園地に来て、元気をもらって帰ってほしいという意味になるみたいですね。

image by:Shutterstock.com

敷地内には、ホテルがあり、レストランがあり、遊園地もあって、雪山がペイントされた高さ58m×直径40mの冷却塔の中で、空中ブランコも楽しめるようになっています。

もともと、カルカー原子力発電所(高速増殖炉)自体は1973年から建設が始まったものの、チェルノブイリ原発事故が起きて反対運動が強まり、1991年に稼働しないまま閉鎖が決まりました。

その跡地を、オランダの実業家が購入し、テーマパークにしたのですね。その歴史だけでも十分に楽しめそうです。

ラブを扱うテーマパーク/韓国

image by:ARTYOORAN/Shutterstock.com

次は、韓国の済州島にあるユニークなテーマパーク「チェジュ・ラブランド」です。済州島といえば、日本における沖縄のようなリゾートアイランドで、朝鮮半島の南西海上にある火山島ですね。

そこには、ラブを扱うテーマパークがあって、さまざまな形で行為に興じる人体や動物のオブジェ(彫刻)が園内には設置されています。


オープンは2004年。単なる大人向けのスポットではなく、性を芸術の対象として取り上げるテーマパークです。

image by:James Jiao/Shutterstock.com

<チェジュ・ラブランドは天国の島、 済州(チェジュ)にある“性”をテーマにした現代的感覚の彫刻テーマ公園で、国際自由都市である 済州(チェジュ)の位相を高める新しい観光スポットです>(チェジュ・ラブランドの公式ホームページより引用)

園内には、展示物を紹介した2つの美術館があり、「白鹿(ベクロク)1美術館」では、男性のシンボルの木彫り展が常設展示され、「白鹿(ベクロク)2美術館」では、大人のおもちゃなどが常設展示されています。

ちなみに、このテーマパーク、18禁ながら深夜12時まで開館していて、済州島に新婚旅行に訪れるカップルに、それなりに人気を博しているみたいですね。

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