夜空に咲く、美しい大輪の華。幻想的な全国の「冬の花火大会」6選
河口湖冬花火/山梨県
開催日:2020年1月18日〜2月23日までの期間中の土・日曜日
山梨県の南都留郡富士河口湖町にて、毎年、1月上旬から2月下旬にかけて開催されている「河口湖冬花火」。2019年は1月12日~2月23日の土・日曜に開催されました。
メイン会場である大池公園、畳岩、八木崎公園の3カ所から打ち上げられます。この花火大会最大の見どころは、天候の良い日に見ることができる、「逆さ花火」。打ち上げられた花火が、河口湖の水面に映るその美しさは別格です。
熱海海上花火大会/静岡県
開催日:2019年12月8日、12月15日
静岡県熱海市で開催されている「熱海海上花火大会」は、1952年にスタートした歴史のある花火大会です。春夏秋冬1年を通して開催されており、熱海の名物のひとつになっています。
見どころはなんといっても「大空中ナイアガラ」。フィナーレとして打ち上がるナイアガラは感動もので、熱海を訪れる観光客から絶大な人気を集めています。
会場となる熱海湾は、音響効果が抜群の形状になっているため、他の花火大会よりも大迫力の音が楽しめるの特徴。目で、耳で花火を感じてみてください。
若草山焼き/奈良県
開催日:2020年1月25日
奈良県奈良市の奈良公園で、毎年1月の第4土曜日に行われる「若草山焼き」は、奈良で古くから行われている伝統行事。古都・奈良のシンボルともいえる若草山が、赤々と燃え盛る姿は現代とは思えないほど幻想的です。
この山焼きに際して行われるイベントのひとつが、大花火の打ち上げ。奈良県で唯一「尺玉」という大きなサイズの花火が打ち上げられるのが特徴です。
赤く燃え盛る山の上に、大きく打ち上がる花火は、冬でも目に焼き付いて離れない、思い出になるのではないでしょうか。
空気が澄んでいる冬場の花火は、遠くまで見渡せたり色彩がより鮮明に見えたりと、夏の花火とはまた違った魅力があるものです。
冬の寒さと、夜空に咲き乱れる花火のギャップもまた一興。花火を100%楽しむためにも、お出かけの際はしっかりと防寒対策をしていくことを忘れないでくださいね。
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- ※本文に一部誤りがあり修正いたしました。(2019年11月21日)