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目黒「ホテル雅叙園東京」の新たな和室で、日本の美と文化を再発見

村田由美子
村田由美子
2019/07/08

2018年12月に創業90周年を迎えた日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」。都心部・目黒に位置しながら緑にあふれ、創業時より受け継ぐ美術工芸品の数々が飾られた、日本文化の贅を尽くした豪華絢爛な空間をはじめ、全室にサウナ・ジェットバスを完備したスイートルームなど、東京を代表するホテルとして人気を集めています。

そしてこの度、同ホテルの6階に位置する12室の和室が改修され、2019年7月4日にリニューアルオープンしました。より一層グレードアップするこの内容について、早速ご紹介します。

90年の間、大切に受け継がれた日本文化を更なるステージへと昇華

image by:風の詩/photolibrary

ホテル雅叙園東京の客室コンセプトは「シンプルな中に自然の姿を求める清らかな美しさのある空間を提供」という「和敬清心」。

茶室のわびさびに代表される精神性や自然への思い、光の演出などを、現代のスタイルでデザインに反映させているのが特徴です。

過去には「昭和の竜宮城」と呼ばれたほどの日本美の館は、全室にサウナ・ジェットバスを完備した80平方メートル以上の広々としたスイートルームを持ち、すべてのゲストルームが贅を極めたくつろぎの空間となっています。

90年経った今も、このラグジュアリーな空間は日本美をより一層昇華してその姿を保っており、国内だけでなく、海外からの利用者が多く訪れています。

今回の和室リニューアルでは、主に茶席で使用される「風炉先屏風」をイメージしたヘッドボードに西陣織を張り込むという、まさに日本らしさあふれる仕上がりに。

伝統的な日本の文様や草花が織られた西陣織の美しさに、うっとりとしながら眠ることができそうです。

さらに、茶室や草庵の庭から茶室へと導く「露地」の地固めとして植えられる「ヤブコウジ」を寝室の壁に配置。既存の和室の意匠を活かしながら、布団ではなくベッドが導入されているため、外国人の方も安心して宿泊が可能となっています。


それぞれのお部屋には「出雲」や「武蔵」など、日本の地名が付けられているのもポイント。部屋の名前に合わせて、異なる文様や日本画が配置されているため、何度宿泊しても新鮮な楽しみを感じられそうです。

お部屋の玄関に飾られている日本画や小物のデザインには、国内の若手アーティストの作品を採用しています。

これまでの文化を継承しながら、日本の伝統工芸の新たな一面を発信する場としての機能も完備。宿泊するだけでなく、日本文化の最先端を発見できるホテルとしても魅力を放っています。

なお、2019年9月1日(日)までは、館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」で開催されているホテル雅叙園東京の夏の人気企画 「和のあかり×百段階段2019」と連動したコンセプトルームが限定2部屋で登場予定です。

累計31万人を超える動員数を誇る「和のあかり×百段階段2019」の鑑賞はもちろんのこと、玄関には1908年から浴衣を染めてきた「真鍮製の型」を光アートに再利用した龍染灯籠が設置され、ほのかに照らされた玄関の演出も。

和室には、300年続く江戸風鈴の老舗「篠原風鈴」の行灯風鈴が飾られ、風鈴の音を聞きながら涼やかに過ごすことができますよ。

さらにお持ち帰りアイテムとして、無形文化遺産細川紙の手漉き和紙に、籐を用いた優しい風が特徴のうちわのプレゼントも用意。伝統工芸の粋に触れる滞在が叶う、見逃せない企画となっています。

心ゆくまで日本の伝統文化を感じられるホテル雅叙園東京。今回の90周年、そして美しいリニューアルを機に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • ホテル雅叙園東京
  • 東京都目黒区下目黒1-8-1
  • 目黒
  • 公式サイト
  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

ライター歴14年。美容師として働いていた時に出会った映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に多大な影響を受けライターへと転身、多数の現場取材やインタビューを行う。海外プレミア/レッドカーペット・イベントへ足を運ぶことがライフワーク。

目黒「ホテル雅叙園東京」の新たな和室で、日本の美と文化を再発見
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