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みちのくを電車でゆく。どこか懐かしい東北地方の「ローカル線」3選

別名「みちのく」とも呼ばれる東北地方。これは道の奥地にあるという「みちのおく」からきた古代の言葉で、遠くにある場所という意味です。

このように東北地方は、本州の約3分の1の面積も占めているにもかかわらず、ある種の懐かしさや人のぬくもりを感じる場所。今回は、そんな東北地方を結ぶローカル線をご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

津軽鉄道/青森県津軽地方

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まずは、青森県五所川原市の津軽五所川原駅から、中泊町大字中里の津軽中里駅の12駅を結ぶ「津軽鉄道」です。実は文学者所縁の路線で、津軽地方出身の文豪・太宰治になじみがある鉄道。

そのため気動車の車両には「走れメロス号」(津軽21形気動車)の愛称がつけられています。また、イベント列車として、車両内にストーブがある「ストーブ列車」が例年12月1日から翌年3月31日まで運行しているのも見どころのひとつです。

由利高原鉄道 鳥海山ろく線/秋田県由利本荘市

image by:Asasa198, CC0, via Wikimedia Commons

続いては、秋田県由利本荘市を走る「由利高原鉄道 鳥海山ろく線」です。由利本荘市西梵天にある羽後本荘駅と、由利本荘市矢島町七日町字羽坂にある矢島駅を結びます。

終点の矢島駅は「東北の駅百選」に選定されており、2016年の1日平均乗車人員は185人。まさにローカル線です。

そしてこの路線の特徴は、12の駅のうち羽後本荘駅や矢島駅など有人駅には切符の自動販売機はなく、すべて出札窓口で行っていること。これは、電車の改札が自動になっている今となっては、とても心のこもったこと思えませんか。

短い路線ではありますが、この路線には天然記念物である「法体の滝」、「秡川・竜ケ原湿原」、「桑の木台湿原」などの観光スポットが数多くあります。

JR東日本 釜石線/岩手県花巻市・釜石市

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続いては、岩手県の花巻市の花巻駅と釜石市の24駅を結ぶ「JR東日本 釜石線」です。通称「銀河ドリームライン釜石線」の愛称を持つこの路線は、花巻市出身の詩人で童話作家の宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のモデルになった路線です。


臨時列車として、作品に登場する蒸気機関車をもとにした「SL銀河」も運行しています。

この路線には、「宮沢賢治記念館」や「宮守川橋梁(めがね橋)」、『遠野物語』に出てくる巨石「続石(つづきいし)」、全長3635メートルの鍾乳洞「滝観洞」、坂之上田村麻呂所縁の「成島三熊野神社」があります。

季節を問わず、東北の旅はいいものです。ましてや情緒あふれるローカル線でのんびりと旅しながら、秘湯に入ったり、郷土料理を食べたり、こんな贅沢は他にありませんね。お近くにお住まいのかたは、ぜひローカル線を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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本業は某百貨店などのグルメ系イベント企画。日本全国をめぐりすぎて詳しくなってしまったため、紙・Webなど幅広くグルメ・旅行ライターをやっています。

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