ナスカの地上絵超え?世界最大の「田んぼアート」は埼玉にあった
1400〜3000年も前の「古代蓮」が美しく咲き誇る
今回訪れた埼玉県行田市の「古代蓮の里」は、名前の通り古代蓮でも有名です。古代蓮は長い間地中に埋もれていた蓮の種が、何かの拍子に地上で発芽したものです。
同所の蓮は公園を作る際の造成が原因で、池に自生し始めたのだそう。調べによると、この地に咲く古代蓮は1400年から3000年も前の蓮であるといわれています。
現代でもそこかミステリアスで不思議な雰囲気を持つ蓮の花ですが、いまのように人工的な淡い色合いが少ない時代に咲いていたこの蓮は、さらにもっと幻想的な花として親しまれていたのではないかと感じました。
ちなみに同所の蓮の花は午前中のみ花が開き、昼過ぎには閉じてしまうそうです。また花の見ごろは6月中旬から8月上旬とのこと。
稲の緑は晴天の下に映えますが、蓮の花は曇天の方が神秘的に見えるそうなので、天気が良くても悪くても訪れる楽しみがありそうですね。
世界最大にも選ばれた田んぼアートとあわせ、幻想的で美しい古代蓮を見に、ぜひ行田市へ足を運んでみてくださいね。
- 行田市田んぼアート
- 行田市
- 古代蓮会館(古代蓮の里)
- 埼玉県行田市大字小針2375-1
- 048-559-0770
- 定休日:なし
- 8月5日から10月14日9:00~16:30(入館受付16:00まで)
- 公式サイト
- image by:梅原慎治
- ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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