音楽とアートに酔いしれて。キューバ「ファブリカ・デ・アルテ」徹底レポ
迷路のようなギャラリーが続く1階エリア
「ファブリカ・デ・アルテ」は、「ナーベ1~4(Nave1~4)」と呼ばれる4つのスペースに分かれています。入口から進むと、まずは迷路のようなギャラリー「ナーベ1」へ。
細い通路にさまざまなアート作品がずらり。急に視界が開け、ライブ空間が現れたりする驚きのエリアです。
展示内容は時期によって変わります。なかには日本の影響を受けた作品も。
こちらはカラフルな鍵を壁に貼り付け、キューバの形にしたウォールアート。常設展示されており、人気のフォトスポットになっています。
また「ナーベ1」にはバーやフードコートもあり、キューバ名物のモヒートなどが楽しめますよ。施設内にはほかにも全部で9カ所の飲食エリアがあります。
工場の雰囲気がそのまま残る2階エリア
続いて、2階の「ナーベ2・3」エリアへ行ってみましょう。
「ナーベ2」は1階とは打って変わり、広々としたギャラリーです。
工場の天井がそのまま残されており、「ファブリカ・デ・アルテ」の雰囲気がより味わえる空間となっています。
そのまま奥へ進むと、黒い壁に囲まれた「ナーベ3」にたどり着きます。
キューバの革命家であり、2016年に亡くなったフィデル・カストロを思わせるポップな壁画。
ダンスや演劇、映画の上映などが行われるイベントスペースがあります。
「ナーベ3」の壁一面に広がるギャラリー、その名も「ラ・パレッド・ネグラ(黒い壁)」。ハバナの街並みを写したフォトアートが展示されていました。
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