一苦労した先の美しさ。北イタリア「トリノ」の活気ある街並み
北イタリアの都市「トリノ(Torino)」は、あまり日本人には馴染みのない街かもしれませんが、イタリアでもっとも有名な自動車会社「フィアット(Fiat)」や、もしくは「冬季オリンピック」で覚えておられる方も多いのではないでしょうか。
そのトリノオリンピックを機に、少しは観光にも力を入れ始めたと聞いています。
今回の旅は愛犬と一緒の旅行です。汽車でも犬を連れていくことはできるのですが、今回は愛犬のことを気にかけ、車で連れていくことにしました。
Googleマップによると家からトリノまで時間にして約7時間半とのこと。ミラノを経由していかなければならないので、混雑しそうな時間を避け、夜中に出発することに。
さて、ここから私のアドベンチャーが始まります。予定通り午前3時に出発したのですが…道路はもちろん真っ暗。しかも早々と霧が発生していました。ですから、制限速度の130kmでは到底走ることができず、また、妙な寝方をしたせいで目がしょぼしょぼして大変でした。
さらに、私のスマホにはGoogleマップのほかに、「Waze」というナビゲーションも入れているのですが、天候のせいなのかどちらもがうまく作動せず、行けども行けどもあと2時間半の表示…。
しかも高速道路の途中で「左に曲がって、さらに左に曲がって…」などという案内があり、一瞬方向を誤ったかと思ったほどでした。なんとか出口まで行くことに成功。ホッとして全身の力が抜けました…。
「マンサルダ」という最上階の部屋に無事到着。そして着いてすぐ、愛犬の散歩のため街へ繰りだしました。
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