デカいは、ロマンだ。タイの超巨大魚・メコンオオナマズ挑戦レポ

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2020/01/31

歴史的な建築物から、日本人好みのグルメも豊富。その物価の安さも手伝って週末プチ移住先としても愛される、アジアの観光大国・タイ。海山川と自然にも恵まれ、アウトドアで楽しめるレジャーも充実しています。

そのなかでも今回おすすめしたいのが、意外と気軽に大物へチャレンジできる「釣り」なのです。今回は、世界最大級の淡水魚といわれる「メコンオオナマズ」を釣ることができる有名な釣り堀、ニューブンサムラン・フィッシングパークの現地レポートをご紹介。

世界最大級…といわれると思わず身構えてしまうかもですが、実は釣り初心者でも楽しむことができるのです。ぜひ、タイ旅行の参考にしてみてくださいね。

世界最大級の淡水魚「メコンオオナマズ」

image by:Shutterstock.com

メコンオオナマズ」は世界最大級の淡水魚のひとつとして有名で、大きいサイズの固体だと体長約3m体重約300kgにもなるといわれています。

実際、2005年にタイのメコン川で646ポンド(約293kg)ものサイズが捕獲されたといわれています。現在、釣り上げたサイズでのワールドレコード(IGFA)でも260ポンド(約117kg)。つまりタイならば、ワールドレコードを大きく上回るサイズに出会えるかもしれないのです。

そんなワールドレコード級のメコンオオナマズを釣ることができる釣り堀が、タイの郊外にある「ニューブンサムラン・フィッシングパーク」です。

なんと最大100kg、通常サイズでも約30kgのメコンオオナマズを釣ることができるそう。日本の釣り堀では絶対に味わうことができないサイズが普通に泳いでいるのです。

巨大な釣り堀「ニューブンサムラン・フィッシングパーク」

入り口にあるメコンオオナマズのモニュメントが目印。image by:鳥山釣太郎

メコンオオナマズがいる釣り堀「ニューブンサムラン・フィッシングパーク」は、バンコク中心部から東に約50kmほどの場所にあります。

image by:鳥山釣太郎

施設内にはレストランや売店、釣りショップも併設されているので、丸一日かけてのんびり、ときには激しくメコンオオナマズにチャレンジできる環境です。


ニューブンサムラン・フィッシングパークへのアクセス

同施設は、バンコク市街から約1時間〜1時間半ほど。スワンナプーム空港からは車で約40分ほどで行くことができます。行き方は、安い順で以下の3通りがあります。

  1. タクシーを使う
  2. レンタカーを借りて自力で行く
  3. 運転手付きのレンタカーで行く

初めて訪れる場所のため、帰りのタクシーをつかまえることができるか不安があり、今回は「3.運転手付きレンタカーで行く」ことにしました。結果、とても便利だったので、後半で詳しくご紹介します。

ニューブンサムラン・フィッシングパークの料金

釣りだけの費用は4,000バーツ(約1万4300円)です。が、1,000バーツ(約3,500円)追加して絶対にガイドさんを付けることをおすすめします。

今回、タイでの釣り初体験の筆者は、ガイドさんのおかげで4時間で6匹も釣ることができました。隣で釣っていた慣れた現地の人でも、多くて2匹。さらには釣れなかった人もいたので、この差は大きいですね。

また、周りの人と糸がからむのを防ぐためにタイ語で周囲に声をかけてくれたりと、タイ語ができない方ならば何かと安心です。メコンオオナマズが釣れた際、横にひっぱられて移動せざるを得なく、ガイドさんがいなければ絶対トラブルになっていたと思います。

利用料やガイドのほか、餌500バーツ(約1,700円)、レンタルロッド500バーツ(約1,700円)と、あわせて合計6,000バーツ(約2万1000円)かかりますが、このパッケージでの利用を強くおすすめします。

窓口にこのセットの案内が置いているので、指をさして6,000バーツ払えばOKです。料金は先払いでクレジットカードも使えます。

釣りパッケージ 合計:6,000バーツ(2019年10月時点)
入場料: 4,000バーツ
レンタルロッド(タモ網付き):500バーツ
餌:500バーツ
ガイド1名(8時間):1,000バーツ
(2人までの料金。3人目から追加で1,000バーツかかるようです)

image by:鳥山釣太郎

さらに釣り場まで荷物を運んでくれました。

ニューブンサムラン・フィッシングパークの営業時間

ニューブンサムラン・フィッシングパークは24時間営業ですが、午前の部が午前9から午後9時まで。午後の部が午後9時から午前9時までと区切られているのでご注意ください。

ただ、筆者が訪れた時間は午前の部と午後の分をまたぐ午前8時に受付したにもかかわらず、特に問題なく通してくれました。このユルさも海外旅行の醍醐味ですね。

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