これから見ごろ。1日で楽しむ、埼玉・秩父の「穴場紅葉」スポットめぐり
黄金のリボンで彩られる秩父ミューズパーク
この日最後に向かったのは、秩父の観光、プレイスポットとしても有名な、「秩父ミューズパーク」です。秩父ミューズパークはギリシャ神話で文芸を司る女神として知られるミューズ(ムーサ)の名を冠した広大な公園で、スポーツ施設や芸術、講演、宿泊施設なども備えられています。
そんな秩父ミューズパークでは、スカイロードと称される全長約5kmのレンガ敷きの街道が存在し、その両脇にイチョウが植えられています。
イチョウはカエデなどの赤くなる葉よりも早めに色付く傾向があるため、11月上旬ですでに見ごろを迎えていました。陽の光を浴びて明るい黄色に染まるイチョウ並木はまるで、ギリシャ神話においてムーセが着けていたという黄金のリボンのように感じられます。
2019年は例年よりも若干色付きが遅いといわれているので、秩父では11月中旬から下旬にかけて、紅葉の見ごろを迎えるのではないでしょうか。有名スポットも良いですが、今回訪れた穴場スポットのように、整備されているのに空いている!そんな場所を訪れてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、秩父ミューズパークではこの時期の朝、秩父市街に広がる雲海を見ることができる場合もあります。写真は、数年前の秩父ミューズパークから撮影したものです。
雲海が出やすい天候は、前日の午後から夜にかけて雨が降り、次の日が晴れであること。運が良ければ、紅葉と雲海の両方を一度に楽しむことができるかもしれませんよ。
- 秩父ミューズパーク
- 埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
- 公式サイト
- image by:梅原慎治
- ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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