指で「OKサイン」はNG?意外と海外では通用しない日本の常識

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2019/11/15

国が変われば、文化も変わる。一見、当たり前のように思えますが、海外を訪れる際についつい忘れがちになってしまうこともあります。また、日本では当たり前にしている行動でも、国によっては非常識であったり、無礼に当たることも少なくはないのです。

今回ピックアップする、意外なNGジャスチャーは日本人がよくやる「OKサイン」。実はこれ、ある特定の国では非常に失礼なNG行動になってしまうのです。

「無能」を表すジェスチャー/フランス

image by:Photo AC

人差し指と親指で丸を作り、残りの指を広げたままにする仕草。日本では「OKサイン」として認識されており、了承を伝える際に用いるジェスチャーとして一般的ですよね。その他、お金を意味するときにも使われるなど、日本人にとっては決してネガティブな仕草ではありません。

しかし、フランス人にとってこのサインは非常に屈辱的な意味をもつ行為だって知っていましたか?

実は、フランスにおいてこの仕草は「ゼロ」を意味するものだと考えられています。相手に向けてやってしまうと、「お前は無能だ」「役に立たないヤツだ」ということを暗喩していると認識されてしまうのだそう。

例えば、フランスに旅行で訪れた際に、レストランで「お会計をおねがいします」と頼むシーンがあったとします。

お会計を持ってきてくれたフランス人に対して、クレジットカードを渡す際に「OK、これでお願いします」という意味でこの仕草をしてしまうと……。

そう、相手にとっては「美味しくなかった、ひどい店だ」と言われたように感じてしまうというわけです。


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