最強の〆料理“麺線”が美味しい「台湾佐記麺線&台湾食堂888」

さっくりトロトロな食べ心地「大根もち」

大根もちは酢醤油をかけて。外側がサックリむちっとしていて、中はとろり。たこ焼きの構造に似た新感覚でありながら、大根もちの味わいです。もう寒い時期なのに、なんとなく暖かい台湾にいるような感じがして、気分が高まってきます。

台湾って、文化がミックスされていて中国と沖縄と日本を混ぜたみたいで、面白いんです」と店長さん。ほがらかで陽気な気分になるのは、そのせいかな。

お次はなにを飲もうか。台湾ビール、年代物の紹興酒、最近人気の台湾ウイスキー「KAVALAN(カバラン)」まであります。

2杯目は台湾ウイスキーの「KAVALAN(カバラン)」。近年、世界的に評価されていて、トロピカルな香りと味わいが女性にも人気の銘柄です。ちびりとやりながら、アテをつまむ。上質なお酒をカジュアルに飲めるのは、ありがたいなぁ。

ほどよくお酒を楽しんだところで、本題の「麺線」へ。SサイズとMサイズの2種類がありますが、〆として食べるのにはSサイズがぴったりです。

麺線さまのお出まし!

「麺線 S(300円/税抜)」※Mは600円

ほどよく飲んだところで、締めの麺線に突入です。ひとくちツユをすするだけで、沁み渡る感覚…。

モツ、あさり、鶏肉のトリオがカツオ出汁で泳いでいます。どれを噛み締めても、ほっぺがじんわりする。

ふやふやに煮込まれた麺は、癒しそのもの。お箸を使わずにレンゲで飲み込むのが現地流。

ほぼ噛まずとも胃にやさしく滑り込んできて、のどごしが抜群にいい。一生飲んでいられます。(こいつなに言ってるんだろうと思った人ほど、食べてほしいです)実は麺線、日本のそうめんが進化したメニューらしい。やるじゃん、台湾。

店そのものが麺線レベルのやさしさを放っている

店長さんは、会社員で働いているときに台湾の麺線に惚れこんでお店をはじめられたお方。「よくぞ、やってくれました。ありがとう」と心の中で感謝していたら、さらに「あくまで食堂なので、料理を食べて美味しいねって楽しんで帰ってほしいんです」と一言。麺線並のやさしさを放っていました。2019年のチャーミング店長賞をあげたいです。


異国のソウルフード「麺線」は、日本に昔からあったかのような旨さ。みなさんも優しさをチャージしに訪ねてみては?

  • 台湾佐記麺線&台湾食堂888
  • 東京都新宿区西新宿7-12-12 サギヤビル101
  • 定休日:日曜日・祝日
  • 【月・水・金】11:30~14:00(L.O.13:50)【月・火・木・金・土】18:00~23:00(L.O.22:30)
  • source:nomooo
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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